日立製ハードディスクが届いたので早速インストールしました。
2台買ったのは、RAID 0(ストライピング)するためです。
1台で1TBという容量は、現時点でそれほどハイエンドではないですが、現行モデルのため、それなりに速度は期待できます。
それを2台のストライピングで使おうというわけです。
ちなみに価格は1台あたり44.99ポンド。VAT込みでは約53ポンドとなります。
本日のおおよそのレート、1ポンド142円で計算すると約6,390円。
VAT抜きで現時点での秋葉原最安値(6,450円)に近いですね。
マシンがCore i7ベースであり、チップセットのICH10RがRAIDをサポートしているので、これで組みます。
ところで、世間ではこれを"Fake RAID"というらしいですね。
厳密には何がFakeなのか、未だによくわかってませんが、ソフトウェアの介在が必要だということでしょうか。
フルでソフトウェアで実現されているものもRAIDなんですけどね。
Fake(偽造)とまでいう理由がわかりません。
ついでにというか、Windows 7のライセンスも買ってしまいました。
これまではEnterpriseの試行版を少し使った程度だったのですが、ソフト屋として一応知っておいたほうがいいと思うのと、唯一あまっているWindows XPのライセンスが32ビット版で現在のPCに合わないためです。
買ったのは64ビット版のHome Premium。OEM版で価格は66.99ポンドでした。
1ポンド142円で約9,500円、VAT込みで約11,180円となります。
ちなみにXPも7も英語版です。
7については、Ultimateを買えば日本語版にもなるようですが、Windows 2000以降は英語版でも日本語がほぼ問題なく扱えるのであまり気にする必要はありません。
実際には、Ubuntu 10.04を入れていますし、そちらのほうが便利と思えることも多々あるんですけどね。
特に、ソフトのインストールに関しては、Ubuntu Software Centreの簡便さは一社で提供するWindowsには敵わないのではないかと思います。
まぁともかく、Windows 7をRAID 0パーティションに入れて、それをUbuntuから参照する形態にしました。
ファイルを溜め込むディスクはNTFSにしています。
理由は、WindowsからもLinuxからもアクセスできるためです。
まず、Windowsをインストールしたあと、Ubuntuから参照しようとすると、できません。
これはUbuntuがRAIDを認識していないためです。
最初からRAIDにしたディスクにインストールする場合はそれほど問題がないのかも知れませんが、今回は「既に存在する(NTFSの)RAIDパーティションをLinuxから認識する」必要があります。で、これには、
$ sudo apt-get install dmraid
でdmraidをインストールする必要があります。
LinuxでのRAID管理はmdadmもありますが、こちらは主にハードウェアが介在しないソフトウェアRAIDの管理がメインで、ICH10Rのような"Fake RAID"にはdmraidを使います。
基本的にdmraidはインストールするだけで認識するようになるみたいですが、心配なら、
(ICH10Rに管理されているRAID領域を表示)
$ dmraid -s
(ICH10Rに管理されているRAID領域をアクティベート)
$ dmraid -ay
を実行しておくとよいでしょう。
さて、その次に問題は起動です。
私はRAID領域にはWindows/NTFSしか置いていません。
すなわち、MBRにgrubは入れません。
Ubuntuは物理的に別のディスクから起動するようにしています。
これは、基本的に問題の切り分けを容易にするためなのですが、いろいろ試してもgrub-installではRAIDパーティションをうまく認識しませんでした。
grub-mkconfigではRAIDパーティションを認識しますが、その結果をgrub.cfgにして起動しようとすると失敗します。
今のところこれはまだ解決していません。
起動後は認識するので、BIOSのブートディスク選択でRAID (Windows 7)か非RAID(Windows XPまたはUbuntu)かを選択するようにしています。