距離30cmで使う32インチ!Philipsモニタ328P6VJEB/11レビュー

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  • 更新日:2017/08/09
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Macで使う4kモニタ(解像度3,840ドット x 2,160ドット)を導入しようと色々検討してきましたが、最終的にPhilipsのモニタ、328P6VJEB/11になりました。

32インチという、かなり大型のモニタです。

私が使っているデスクが小さいので、24インチ程度から色々検討したのですが、結局大きなサイズのモニタになりました。後述しますが、これは大正解でした。

で、でかい...

箱が届いて、そのサイズに驚きました。

DSC_8010.jpgでかいです

中は今時珍しい発泡スチロールで緩衝されていました。最近はダンボールなどで作られたエコな緩衝が多いのですがね。

DSC_8012.jpg発泡スチロールたっぷり

大きいので、中から注意深く取り出します。

DSC_8014.jpgサイズ比較

隣にiPhone 5sを置いて大きさを比較してみました。かなりの違いです。

モニタの外寸は実測で幅約742mm、高さ約439mmあります。

モニタを取り出すと、箱の底には付属品が残されていました。

DSC_8015.jpg付属品

付属しているのは以下の通りです。

  • スタンド(柱とベース)
  • 電源ケーブル
  • オーディオケーブル
  • USBケーブル
  • VGAケーブル
  • DualLink DVI-Dケーブル
  • HDMIケーブル
  • DisplayPortケーブル

モニタが対応する接続ケーブルは一通りすべて付属しています。これだけ一通り揃えるだけでも結構な値段になってしまうので、なかなかお得ではないでしょうか。

インタフェース類

本体のインタフェースは背面下部と横についています。

DSC_8018.jpg背面下部には、DVI-D (デュアルリンク)、HDMI、DisplayPort、VGA (アナログRGB)、オーディオ入力(2系統)があります。

DSC_8021.jpg

本体右横にはUSB 3.0のハブがついています。そのうちひとつ(黄色い端子)は急速充電対応です。

組み立て

まずはモニタを組み立てる必要があります。モニタにスタンドの柱を取り付けます。

DSC_8017.jpg柱にはネジ(外れないようになっている)がついているので、ドライバーで4箇所締めます。

DSC_8020.jpgベースの取り付けは手回しのネジを締めます。これが少し硬いです。

使い心地

組み立てが終わると、このようになります。

DSC_8036.jpg

これはスタンドをもっとも伸ばした状態。

DSC_8037.jpgこちらは最も縮めた状態です。かなりの調整幅があります。

今回はMacBook Pro (Retina, 2015 Early)に接続してみました。

DSC_8022.jpgこの写真で使っているデスクの大きさは100cm x 60cmで少し小さめです。そのため、かなりモニタが大きく見えます。スタンドは思ったよりは大きくないのでそれほどデスクを圧迫しません。

32インチの使い心地ですが、4kモニタとしてはなかなかです。

他の4kモニタを使ったことはないのですが、解像度が非常に高いため、このくらいの大きさでないとドットバイドットで表示しても実用には耐えられないでしょう。言い方を変えると、この大きさなら4kという解像度をフルに使うことができます。

とはいえ、ドットバイドットで表示した時には文字がかなり小さめになります。上の写真のように私の作業デスクは小さめなのですが、画面との距離が近いので文字が小さくても十分実用になります。

実のところ、画面まで30cm程度で使っていますので、画面は視界いっぱいです。

画面もシャープで、私の場合はドット抜けも常時点灯も目視確認する限りありませんでした。非光沢なので、写り込みもほぼありません。

一つイマイチな点は、画面にある電源やOSDなどのボタンです。タッチボタンが画面右下についているのですが、画面の高さなどを調整する際についこれを触ってしまうことがあります。まぁ慣れといえば慣れです。

まとめとしては、とにかく広大なスペースで作業できるので非常に快適です。

価格もかなりこなれてますし、4kモニタの導入を考えているなら、小さなモニタよりもこのくらいの大きさの方が、その大きな解像度をフルに使えます。

非常にオススメです。

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