HHKB Pro 2とPro Type SとPro BTの比較

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  • 更新日:2016/10/05
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ようやく手に入れました。Happy Hacking Keyboard Professional BT (HHKB Pro BT)。

DSC_3283.JPG外箱。"BT"がエンボスになっています

これまでHHKB 1→HHKB 2→HHKB Pro→HHKB Pro2→HHKB Pro2 Type Sと各機種使ってきましたが、これが最新モデルです。

とはいえ、HHKB Pro 2およびHHKB Pro Type Sとは併売で、次のような使い分けとなります。

Happy Hacking Keyboard Professional2 (HHKB Pro2)

廉価バージョン。とは言っても25,000円近くする高級キーボードですが。

Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S (HHKB Pro2 Type-S)

打鍵感に改良を加えた高級バージョン。

Happy Hacking Keyboard Professional BT (HHKB BT)

本体のみでBluetoothに対応したバージョン。

不遇だったEneBRICK

実は、私はType-Sを手に入れた時はEneBRICKという、USBキーボードをBluetoothにインタフェース変換するデバイス付きのモノでした。これが今一つで、うまく接続しなかったり、通信が切れたりということが頻発していました。もちろんキーボードとは別のデバイスなので、キーボード自身は問題なく使えているのですが。

今一つだったEneBRICK (HHKB Edition)

満を持して(?)BT版登場

そんなこともあり、HHKBをBluetooth化したいと思いながらもなかなかうまい手段がなかったのですが、HHKB Pro BTはBluetooth機能を内蔵しているというではありませんか。とうとうHHKBをiPadやらiPhoneで使える日が来たというのでしょうか?!

商品名が"Professional2 BT"でなく、"Professional BT"なのは、USBハブ機能がついていないせいなのだと思います。ProfessionalからProfessional2になった時の違いがUSBハブでしたので。

そんなわけで、さっそく開封してみましょう。

DSC_3285.JPGパカァ

ご対面。いつもの通り(?)無刻印バージョンです。型番はPD-KB600BN。

DSC_3286.JPG内容品

中身ですが、本体、説明書兼保証書、電池です。他のHHKBシリーズには電池の代わりにUSBケーブルが入っているので、そこが最大の違いです。

また、本体の見た目はほとんどこれまでのHHKBと同じですが、唯一違うのが背面。

DSC_3288.JPG後ろからの図

Bluetoothモジュールが入っているのでしょうか、出っ張っています。また、電池蓋があります。ここに単3電池2本を入れて使用します。

写真では見えませんが、背面右側に蓋があり、USBポート(micro Bタイプ)があります。このポートは給電用で、通信、つまりPCへのキー入力には使えません。

HHKB Pro2と比較

おなじ黒色のHHKB Pro2と比較してみます。

DSC_3294.JPG左がBTバージョン、右がPro2

キー配列には違いがありません。背面の出っ張りと、見にくいですがキーボード右下にある商品名のロゴ(HHKB Professional BTもしくはHHKB Professional2)のみが個々から見たうえでの唯一の相違点になります。

DSC_3290.JPG上がBTバージョン(PD-KB600BN)、下がPro2 (PD-KB400BN)

逆さにして並べてみると、出っ張りがあるのがわかります。また、HHKB Pro2では背面にあるディップスイッチが、BT版では裏面の左上のほうにあります。写真ではその蓋が見えます。

なお、電池蓋、ディップスイッチの蓋ともに外したあとの紛失防止の紐などはついていませんので、なくさないようにしましょう。USBポートの蓋は紛失防止対応になっています。

重さは、仕様では

  • HHKB Pro2: 530g (ケーブル含まず)
  • HHKB BT: 530g (電池含まず)

ということで、仕様上は全く同じなのですが、実測してみました。

  • HHKB Pro2: 514g (ケーブル含まず)、573g (付属ケーブル込)
  • HHKB Pro BT: 530g (電池含まず) 、576g (電池込)

仕様と実測で若干の違いが出ていますが、どちらもほぼ同じです。Bluetoothモジュールを内蔵しても重さが変わらないのはさすがです。ただ、持ち歩くには若干重いですね。

DSC_3299.JPGHHKB Pro BTの重さ(電池込)

使用感

カタログスペック上のキーストローク及び押下圧を比べると、以下のようになります。

  • Type-S キーストローク 3.8mm、押下圧 45g
  • Pro BT キーストローク 4mm、押下圧 45g
  • Pro 2 キーストローク 4mm、押下圧 45g

仕様通り、キーの底打ち感はPro2とPro BTでほぼ一緒、Type-Sが若干浅く感じます。わずかな差ではありますが、個人的にはType-Sのほうが好みです。

ただ、それよりも打鍵音に関しての違いが大きく感じます。Pro 2のキーがカチャカチャとかなりうるさいのに対し、BTの打鍵音はType-Sに近く、結構静かです。Type-Sを除き打鍵音についてはカタログには明記されていませんので、これがロットによるものなのか、仕様によるものなのか不明です。ただ、打鍵音が静かなのはBTを使用する想定シーンの一つである外出時にはメリットだと思います。

Type-SとBTの実勢価格は同じですので、カタログスペック的にはキーストローク&静粛性を取るか、Bluetoothを取るかというところなのですが、私が実際に使ってみた感じではこのようにType-SとBTの静粛性にあまり差がないと感じたので、BTの魅力は大きいと思います。

あとは「白のType-S」「黒のBT」という色の違いがあります。

なお、Bluetoothの機能としては4台までペアリングできるので、PCとiPadのように複数台で利用する場合でも再ペアリングの必要がないのは助かります。

私は何台かのデバイスと組み合わせて使っていますが、外出時のiPhoneとのペアは最強です。メールや打ち合わせでメモを取る程度の作業であれば、これだけで完結してしまいます。これまで仕事でPCを持ち歩かないスタイルについて懐疑的だった私ですが、考え方が変わりました。入力デバイスって大事ですね。

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