MacBook Retina 2016を修理に出したら無料で新品になってしまった話

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  • 更新日:2020/04/18
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先日,ボロボロMacBookをApple Storeに持っていきました。

満身創痍のMacBook

私が使っている2016年モデルのMacBook 12インチRetina。どのくらいボロボロかというと、エポック社から売り出されるかもしれないくらいボロボロです。

まず、キーボードの剥げがひどい。

DSC_1951.jpgこちらはだいぶ前に撮った写真です。AとKが剥げていて刻印が見えません。

末期は刻印がなくなるなんて生優しいものではありませんでした。アナーキー直前。キーボードを見ながらタイプするわけではないので刻印がないのはいいのですが、いつ指が直接中の基盤をタイプすることになるか分からない状態です。

次に、液晶のコーティングも剥げています。これもひどく、まるで画面の焼き付き状態。パックマンなら迷路が焼き付いていてもあまり問題ありませんが、PCだと困ります。画面が見にくいし、当たり前ですが液晶クリーナーで拭いても取れません。

そして、外からの見た目ではありませんが、バッテリーの消耗がひどい。

20200131-MacBook.png

こちらはcoconutBatteryの表示。Check Batteryの表示が出ています。

一回頑張ってリフレッシュしてみて回復したのですが、減ってしまった満充電量は元には戻らず連続稼働時間がどんどん下がってきていて、モバイル運用に支障を来すようになってきてしまいました。せっかく軽いMacBookなのに、電源アダプターを持ち歩いたり電源難民になったりしたくありません。

というわけで、まったくもってエレガントなアップル製品らしからぬ姿に成り果てていたのです。

そこで、意を決して?アップルストアに持って行き、修理をお願いしました。スタッフの方が言うには、まずバッテリーについては有償交換になるとのこと。まぁ4年近く使ってるし、これは仕方ない。

でも、画面のコーティング剥がれについては無償で修理できるそうです。なんでも、あまり公開していないそうですが、この問題は修理プログラムの一つになっているそうです。

そして、問題のアナーキーキーボードですが、こちらは無償にならないかも、と言われました。

実は、MacBookのキーボードは修理プログラムの対象です。

こちらによると、キーボードの無償修理プログラムは、キーに以下の症状が出た場合が対象です。

  • 文字が勝手に反復入力される
  • 文字が表示されない
  • 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

私のはどうかと言うと、確かに言われてみればキーの反応が悪い時もある。でも常にそうかと言うと、そんなこともない。

アップルストアでは、スタッフの方がスクリーンキーボードを使ってテストしてくださいましたが、はっきりと症状を再現することはできませんでした。

有償の場合の費用を聞くと、5万円!かかるそうです。

でもアナーキーはやだし、ということで無償でない場合は連絡をいただくことでお願いしました。

3日で完成

修理が終わるまでは一週間かかる、と聞いていたのですが、Appleからメールが来たのは修理に出して3日後でした。うっかりメールのチェックを忘れていたので、だいぶ経ってからメールを確認したのですが、引取りはメールの日から一週間後までです。

やば!間に合わなくなる!ということで、急いで引き取りに行ってきました。

修理結果は、バッテリー交換のみ有償でした。こちらは税別19,800円でした。

懸案のキーボード修理は、症状が再現したのかキーボード削れも隠れ無償修理対象だったのか、無料でした。

DSC_8419.jpgちゃんとAもKも刻印が見えます。

そして、最大のポイントはそれらの修理で何をしたかです。

修理の中身をスタッフに説明してもらいました。

キーボード修理

これは、キーの反応が悪い、という症状が再現したみたいです。

キーボードはキーごとに交換するわけでも、キーボードのユニットを交換するわけでもなく、トップケースごと交換だそうです。つまり、キーボード、トラックパッド、パームレストなどを含む本体上半分の外装全体を交換、となりました。

なので、ゴミが詰まりまくっていたスピーカーの穴もスッキリ綺麗に新品交換。

トップケース交換すると、こんなところも良くなります。

DSC_8422.jpgUSB-Cの口です。充電から周辺機器から全部この一つのコネクタなので、かなり塗装が剥げてきていたのでした。

バッテリー修理

有償で交換してもらったバッテリー。

これが、なんとボトムケースごと交換。つまり本体の下半分の外装全体を交換。

これは知らなかった。iFixitではバッテリーがとても強いグルーで接着されていることがレポートされていましたが、まさかもともと外す気がなかったとはね。

おかげで、coconutBatteryで見ても元気そのもの。

20200205-MacBook.png

液晶修理

そして、液晶のコーティング剥がれの修理。

これは、液晶交換になりました。これも、液晶の裏側、つまり外装を含む交換です。

というわけで、これって。。。

スタッフの人に聞くと

「メインボードは問題なかったのでデータは消えませんでした」

って、外側全部交換じゃん!!

3日で修理するにはコマゴマ分解していられないし、ユニット単位が大きいということもあるのでしょうが、まさか見えるところが全て新品になって戻ってくるとは思いませんでした。

すでに使い始めておよそ4年、MacBookも使っているうちに微妙な塗装の剥がれなどが出てきました。

パームレストの手触りまで違う。金属でも使っていくうちにすり減っていくものなのですね。

実は、知らないうちにどこかにぶつけていてケースが微妙に曲がっていたようで、以前は液晶の開閉に時々微妙な引っ掛かりがあったのですが、それもなくなりました。

アップル製品は高価ですが、こういうところで惜しみなくコストをかけるということでしょうか。私も、キーボード修理が無料になる期待はしていましたが、まさかほぼ新品になって帰ってくるとは思ってませんでした。

こういうのを期待以上のCX (Customer eXperience)というのでしょうね。

修理対象機種をお持ちの方は要チェック!

キーボードや液晶コーディング剥がれの無償修理サービスは新製品発売後4年です。私の持っているMacBookは2016モデルなので発売日から考えるとそろそろ無償サービスの期限が切れるところでした。

でもここで新品になってくれたので、しばらくは元気に活躍してくれそうです。

他にもいろいろと無償修理プログラムが出ているので、時折確認すると吉ですよ。