Tiny Core Linux (0) - Dynabook SS 3410のクリーンインストール

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  • 更新日:2015/03/08
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私のところには、昔買った東芝のDynabook SS 3410があります。 Celeron 400MHzをベースとした軽量ラップトップで、2000年初頭に発売されたものを2003年に中古で40,000円程度で買いました。 拡張としては、メモリを最大の192MB(64MB+128MB)にしています。 このメモリが当時としては高く、10,000円程度したと思います。 よって、このマシンにかけたお金は50,000円程度と。

それから2年ほどWindows 2000マシンとして使っていたのですが、しばらくして使わなくなり、そのまま放置してありました。 いつの間にか当時のHDDもどこかに転用されてしまっていました。

こ いつをもう一度使ってみようかと思い立ち、再度昔のWindows 2000をクリーンインストールしてみました。 このマシン、CD-ROMドライブはついておらず、必要なら専用品を買えという代物。 USBからのブートもできず、何とかフロッピーディスクドライブ(USB接続)が付属していたので、これが実質的に唯一最初にブートアップできるメディア です。 まぁ、ネットワークブートという手もあるにはありますが。

技術が進んでPLoP boot managerを使ってみたりHP USB Disk Storage Format Toolを使ってUSB Stickをブート可能にしたりして、余計なことをしたせいで回り道をしましたが、実際のところ手順は以下のとおり簡単でした。 なお、内蔵させたHDDは30GBのものです。

  1. フロッピードライブにWindows 98のブートディスクを入れて、ハードディスクをFAT32でフォーマット。
  2. sysコマンドでHDDを起動可能にする(sysコマンドなんて懐かしいですね)。
  3. HDDを外付けUSBケースに入れて母艦に接続し、Windows 2000のCD-ROMの内容(i386ディレクトリ)をコピー。
  4. HDDを戻し、起動してi386/winnt.exeを起動。

あえてWindows 2000を入れたのは、192MBというRAM容量を考えてのことです。 別にLinuxでもいいのですが、ディストリビューションを考えるのが面倒だったので。 さすがにUbuntuは苦しいので。

このマシン、起動すらできない状態が長く続いたので、とにかくなんかOSが走る状態になっていれば、あとはどうにでもなると思います。

で、 わざわざマシンを復活させた理由です。 もちろん古いマシンで遊ぶというのもあるのですが、一番の目的はデジタルフォトフレームにすることなのです。 その意味では、軽量かつ高速に起動するTiny Core Linuxあたりを入れて起動と同時にスライドショーすればいいのですが、まぁこれはそのうちやりましょうかね。

(15 Apr 2011 追記) CFベースのSSDを導入して、Dynabook SS 3410にTiny Core Linuxのインストールを行いました。 こちらからどうぞ。

ついでに、つい8GBのCFカードと2.5 inch IDEのアダプタをAmazonでぽちっとしてしまいました。 HDDが結構うるさいので...。 古いマシンの再生にお金をかけるのは趣味ではないのですが、まぁ20ポンドほどだったのでいいでしょう。

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