無料のOffice 2010をWindows 10 64bitに入れる

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  • 更新日:2017/05/13
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Windows 10になってしばらく経ちますが、我が家のPCのオフィスソフトは未だにMicrosoft Office 2003でした。このソフトは既にサポートが終了しており、これでは来るべきウィルスに対抗できないので、何か別のものに変える必要があります。

一番魅力的なのはOffice Starter 2010といって、無料のMicrosoft Officeです。

なにせ「Microsoft正規のオフィスソフト」で「無料」です! 試用版とかではありません。

そのかわりWordとExcelのみで、機能も若干削減されています。でも家庭ではそれほど高機能を必要としないので、これで十分と入れてみることにしました。

ただ、若干の工夫が必要です。

環境はWindows 10 64bit版です。我が家で使っているエディションはProですが、Homeでも同じだと思います。

インストール方法

まずはダウンロード

まず、MicrosoftのサイトからOffice Starter 2010をダウンロードします。

office2010starter-download-480.png

Microsoft Office Starter 2010のダウンロードサイト

インストールの前に...

ダウンロードしたファイル(setupconsumerc2rolw.exe)をそのまま実行すると、次のようになってしまいます。

error.pngエラー...

このエラーを回避するには、ファイル(setupconsumerc2rolw.exe)を「管理者」で実行してください。

アップデートも必要

管理者で実行するとインストールは終了しますが、スタートメニューからクリックしても肝心のWordやExcelが立ち上がりません。

この症状を回避するために、アップデートをインストールする必要があります。

アップデート(KB2598285)の配布サイト(Microsoft)

ダウンロードしたアップデート(click2run2010-kb2598285-fullfile-x86-glb.exe)をダブルクリックしてインストールしてください。

無料ウマー

これで動くはずです。

word2010starter.pngWord Starter 2010

excel2010starter.pngExcel Starter 2010

有料版のオフィスとは、英語版しかない、画面右側に広告が入っているなどの違いがあります。

制限される機能としては、以下のようなものがあります。

  • Wordでは、アドイン、相互参照などが使えない、目次や索引、数式が作れないなど
  • Excelでは、アドイン、ピボットテーブルなどが使えない、署名ができない、データの入力規則が作成できないなど

主にビジネス現場で利用される機能が削減されていると言えます。

しかし、試用版やシェアウェアなどではなく、完全に無料で使えるフルバージョンのOfficeです。

いま古いMicrosoft Officeを使っている場合などはアップグレードパスとして有望です。お試しください。

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