エアバスA321とA321neoの新旧徹底比較!

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  • 更新日:2018/09/29
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エアバスが投入する最新機のA321neo、ANAでは2017年9月12日より国内線で運行されています。

従来機も十分新しいとは思うのですが、さらに新しいA321neo。

どこが変わったのか、写真で徹底比較して見ましょう。

A321neo.jpegA321neo (出典: ana.co.jp)

機材徹底比較!

では、早速比較を始めましょう。

まずはシートです。

P1190006.jpg上はA321従来機のシート。

P1190797.jpg

こちらはA321neoのシート。シート素材などはあまり変わりがないように見えますが、アームレスト部分が変わっています。

P1180741.jpgA321従来機のモニターは共有型。天井から開いてきます。

P1190379.jpgA321neoの最大(?)の売りは個人モニターがあることです。

大きさは10インチ(プレミアムクラスは12インチ)。最前列の場合はこのように壁に取り付けられています。

モニターの下部にはUSB電源もついています。

P1180527.jpgA321従来機では、座席の下にUSB電源があります。

最前列席の場合、モニターまでが遠く、実際にUSB充電を行おうと思うとケーブルが宙を這うことになるので、意外に従来機の方がいいかも?

P1180525.jpg

従来機のコントローラです。機能はオーディオ関連のみです。

アテンダントコールやライトについては天井にあるボタンを押すことになります。背の低い人や子供には難儀ですね。

見た感じ取り外せそうにも見えますが、取り外すことはできません。

P1190382.jpgA321neoのコントローラです。チャンネル番号の表示はありません。

しかし、アテンダントコールやライトのボタンがついています。

P1190388.jpgA321neoの天井。これまでと同様、アテンダントコールやライトのボタンもついています。

新型のコントローラを使わない、または慣れていない人はこちらを使ってもokです。

P1190385.jpgリモコンですが、有線リモコンになっており、ホルダーから外すことができます。

一番上にある電源on/offのボタンの下、ボリュームボタンの上に、なんか四角いものがついているのが見えるかと思います。

これは画面上に表示されるマウスカーソルを動かすためのもので、ThinkPad (パソコン)のトラックポイントみたいなものです。

シートテレビがオンデマンド(いつでも好きな番組を見られる)になったので、その操作選択のために使います。

画面はタッチパネルにもなっているので、直接指で画面を操作することもできますが、何せ最前列席はモニターまで遠いので、こちらを使うことが多いかも。

P1190387.jpg裏側はゲームコントローラーのようになっています。

P1180531.jpgA321のテーブルです。最前列のものなので、半分に折りたたむ方式です。

P1190389.jpgこちらはA321neoのテーブル。基本的な形は同じですが、片方(開いたときに真ん中になる部分)が大きくくぼんでいます。

ちょっとだけですが、プレミアムクラスも見て見ましょう。

P1180522.jpg従来機のプレミアムクラスです。

P1190384.jpgA321neoでプレミアムクラスを望みます。形が変わっています。

P1190392.jpgA321neoのビジネスクラス座席。プライバシーを保つための仕切りとリーディングライトがあるのがわかります。

新旧の機種にはこのほかにも違いがあり、新型機では機内の湿度を高くすることができるそうです。ある時天井から真っ白な霧が降ってきて驚きました。

このおかげで、喉が痛くなりにくいのは嬉しいことです。

まだA321neoは数が少ないようで、私が乗るときにこの機材になるのは4回に1回程度です。

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