最終便最前列で行くA320フライト搭乗記録(秋田→羽田)

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  • 更新日:2017/07/01
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秋田から羽田行きの最終便に乗りました。

便名はNH410便(ANA410便)、秋田発20:10、羽田着21:15です。

夜の便ですが、乗客はかなりいました。

IMG_2119.jpgお客さんでいっぱいの搭乗待合室

搭乗は出発15分前の19:55に始まりました。

IMG_2118.jpg搭乗口

搭乗口の表示には、この日の秋田空港出発の最終便であるJL168便(JAL168便, 20:50発)の表示も見えます。

機材はA320

本便の機材はエアバスのA320です。先日ご紹介した新型のA321に対して、旧型になります。

この便にはプレミアムクラスの設定がないため、全て普通席です。そのおかげで、普通席のチケットでも最前列を取ることが可能です。今回はその最前列になりました。

IMG_2121.jpg座席

座席は布製で、機体の左右で色が異なります。

IMG_2123.jpg搭乗中の機内

上の写真のように、座席はポートサイド(機体前方を見て左側)がグリーン、スターボードサイド(同右側)がグレーとなります。

最前列座席

最前列座席ですので、シートポケットは壁に取り付けられています。

IMG_2128.jpgシートポケット

足元の空間は十分あります。

前の席がないので、テーブルはアームレスト内に収納されています。

IMG_2133.jpg2つ折りのテーブル

アームレスト内のテーブルは2つ折りになっており、折ってある状態でも使うことができます。

IMG_2132.jpg広げた状態

広げれば、普通のテーブルと同じ大きさです。前後に少し位置を調整することができます。

IMG_2134.jpg

隣の席のテーブル

今回は偶然隣の席が空いていたので、そちらを拝借。

私が座ったのがポートサイド(進行方向左側)の通路側、C席で、左隣のB席が空いており、その座席のテーブルがC席左側のアームレストから取り出すようになっていました。

これはテーブルを使うにはラッキーなパターンですね。今回程度の短距離飛行ではほとんど意味はありませんが、長距離国際線で同じ状況だと随分便利さが違います。

座席の前方

目の前は壁なわけですが、その壁には窓が取り付けられています。

IMG_2129.jpg壁の上方

この壁の向こう側は搭乗口で、その隣にキャビンアテンダント(CA)さん用のジャンプシートが2席設置されています。ここに窓がある理由は、我々乗客が離陸・着陸時にCAさんの顔を楽しむため...ではなく、CAさんが客室を監視できるように、でしょうね。

前方は操縦室です。

IMG_2130.jpg操縦席のある前方を望む

操縦室は閉まっています。素人がドアを越えていくことはできません...海外では入れてくれたことがありますが。

P1030550.JPG参考: 操縦室へ侵入!TAPポルトガル搭乗記(ロンドン→リスボン)

操縦室ドアの右側は、ギャレーになります。

IMG_2131.jpgコンパクトなギャレー

本機にはプレミアムクラスの設定がないため、機内サービスは飲み物と一部ANA My Choiceのメニューのみとなります。そのためか、ギャレーもコンパクトです。

飲み物がでて、飲み終わる頃には下降を始めます。短い空の旅でした。

ところで、今回羽田空港では沖止め(直接ボーディングブリッジに接することなく、タラップで降機してバスで到着口に向かうこと)でした。

どうも秋田便は沖止めが多いような気がします。それをアテンダントさんに伺ったところ、小型機(今回の機材、A320は小型機に相当。大型はボーイング777や787など)の場合はどうしても沖止めになりやすいといいます。人数が少なくバスでも送りやすいからでしょうか。

また、夜は空港も混雑していて到着スポットの空きがないので余計だそうです。今回に関しては、もともとブリッジに着く予定だったのですが、直前で予定が変わったそうです。

バス移動だと前方に乗ったからといって早く空港を出られるわけではなく、おとなしく他の座席のお客さんと一緒に到着口にむかうことにあります。バス移動が好きな人は、夕方以降混雑する時間帯の小型機が狙い目ですよって、そんな人どれだけいるか不明ですが。

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