おトクな買い方がある?!WealthNavi 26ヶ月目【実績紹介】

  • 投稿日:
  • 更新日:2020/10/26
  • by
  • カテゴリ:

「私は人工知能で資産運用を自動化しています」

なんとなく格好いい響きに興味を持たれる方もいると思いますが、その実際は?

ということで、ロングランで実際に運用して成績を公開中です。

20190414-woman.jpg

過去3ヶ月の成果は?

私は2017年2月に30万円で運用を始めました。現在運用を始めて2年2ヶ月になります。

途中、それなりに上下を繰り返しながら、全体としてはプラスで推移しています。

直近3ヶ月の推移を見てみましょう。

20190414-jpy3.pngグラフの下半分の青い網掛け部分が元金(30万円)です。元金に対応させているので線の傾斜がなだらかですが、この3ヶ月の間は緩やかに上昇していることがわかります。

WealthNaviが投資しているのは主にインデックスと呼ばれる平均株価に連動するETFと呼ばれる金融商品です。参考までに、同じ期間の日経平均株価を見てみましょう。

20190414-nikkei225.png縮尺が違うのでちょっとわかりにくいですが、だいたい同じような上昇基調となっています。

つぎに、ドルベースで見てみましょう。

20190414-usd3.png同様に、過去3ヶ月は緩やかな上昇基調です。

これに対し、やはり参考までにアメリカのダウ株価指数を見てみましょう。

20190414-dow.pngこちらも上昇しています。日本の株価より上下動が大きく見えます。

投資の内訳

WealthNaviの投資商品の内訳と、それぞれの損益を見てみます。

20190414-jpy1.png

資産額は334,983円、投資額が30万円なので、11.7%ほど増えています。

内訳をみると、米国株と日欧株が11万円あまりで多くを占め、他に新興国株が5万円弱、金が約2万5千円などとなっています。

収支は米国債券がわずかにマイナス、それ以外はプラス圏となっています。債券と株は価格変動が逆になることも多く、株価が比較的高い現在は債券は低めになるということでしょう。

といっても、これも円換算での話。WealthNaviは米ドルでの投資となるので、実際の投資額をベースにした内訳は以下のようになります。

20190414-usd1.pngこちらは全てプラスとなっています。

なぜこのようなことになるのでしょう。それは、私が投資を始めた時期と深く関わってきます。

私がWealthNaviを始めたのは2017年2月ですが、投資を始めた時の為替レートはおおよそ114円強。WealthNaviはドルで投資するため、円を使ってドルの資産を購入することになります。その際、円安(=円の価値が低い)だと、相対的に資産の価格が高くなってしまい、購入には不利ということになります。

この記事を執筆している時点での為替レートはおおよそ112円。この瞬間に購入するだけで、私が買った時の114円より2%弱お得、ということです。

分散投資が基本だけど...

為替レートはどんどん変わりますし、狙って購入するのもなかなか難しいのですが、ある程度相場を狙って購入することも可能です。

たとえば週単位くらいで為替相場を観察し、ドルが安くなっている時期に始める(または入金する)のもアリかもしれません。

次のグラフは、ドル円の為替変動を長期で見たものです。

20190414-USDJPY.png過去2年くらいの為替変動を見ると110円弱〜114円くらいを変動しています。

私の時はこういうことをで見ている余裕もなく始めてしまいましtがが、上のグラフでも114円というのは結構高い方ですね。

なので、例えばドルの価格が110円に近いくらいになったら始める、または入金する、というのも一つの手ではないかと思います。

といはいえ、本来は為替レートや価格の急激な上下動の影響を和らげ、長期にわたって緩やかに上昇する価値の恩恵を受けるのが鉄板の投資法となります。

市場というのは長期にわたって成長するものだからです。

この長期にわたる上昇の恩恵を受けるためには、分散投資、WealthNaviだと、積み立て投資を行うのがもっとも有効です。

一定間隔(毎月など)で購入することを基本としつつ、相対的に円高の時に買い増す「円高を狙って購入する分散投資」ができるといいんですが、今は全自動ではそこまでは無理なようです。

こちらもよく読まれています