非常事態宣言と緊急事態宣言の違い

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  • 更新日:2020/04/08
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どちらも英語では

State of Emergency

です。

ちなみにGoogle translateだと変な訳を返します。

Declaration of extraordinary events

とか

Declaration of emergency

とか。

自動翻訳なので仕方ないのですが、間違ってますので信用しないように...。

実質的な中身は一緒で、

国家や地域レベルの有事の際に、法令に基づく特殊な権限を発動するために宣言するもの

です。

日本での発令は、戦前戦後のものを除くと、

2011年、福島の第一・第二原子力発電所事故が発生したとき

のみが唯一の発令です。

なぜ緊急事態制限や非常事態制限で大騒ぎするかといえば、「私権制限」があるからです。

多くの国が罰則付きの外出制限を課しています。イタリアは外出禁止違反に最大3000ユーロ(36万円程度)の罰金を科していますし、フランスも1500ユーロ(18万円程度)の罰金があります。自由の国とも言われるアメリカでさえ、今回のコロナウイルスによる緊急事態宣言により罰則付きの出勤制限を行なっています(通常の外出は自粛まで)。

普段当たり前にできることが国家権力で制限されることは、心理的にも負担ですよね。

とはいえ、日本は世界的にみても自由度の高い国で、国家権力による私権制限はほとんどできません。

今回の緊急事態宣言でも、強制力があるのは医療機関向けの土地・建物の収容までで、市民の行動には強制力を持つ制限ができません。

政府は「通常の外出は可能です」など、「それほど大ごとではないです」ということを繰り返し説明しています。

これが緊急事態宣言自体の効果を弱めてしまうのではないか、少々心配です。