電球型蛍光灯をLED化してわかった意外な事実

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  • 更新日:2016/08/24
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我が家も、自宅の電気を遅ればせながらLED化しています。そこで、意外なことがわかってきました。

自宅のリビングでは、ペンダントタイプの照明器具を使っています。一つの照明器具に電球タイプのライトを4個~6個セットするものです。

もともとの各電球の規格電力は40W~60W。そのため、これをいわゆる昔ながらの白熱電球で賄おうとすると、4個で160W~240Wも電力がかかることになります。

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LED化の罠

今回購入したのは東芝LDA6というもの。本商品は「昼白色」と「電球色」という2つのタイプがあります。我が家のもともとのライト(電球型蛍光灯)が電球色を使っていたので、同じ電球色にしました。ただ、価格は両者ともに一緒なのですが、「電球色のほうが光量が少ない」という罠があることに気づきました。

そのため、同じシリーズでも色によって「何ワット相当か」という数値が違うのです。

昼白色のLDA6N-Hは40W相当

電球色のLDA6L-Hは30W相当

この2製品は多くの電球タイプLEDが1個1,000円くらいする中で、500円前後で買えるので魅力的なのですが、果たして30W型の電球色でどのくらい明るいのでしょうか。

今回は実際に購入して比較してみました。

買ってみた

電球をアマゾンでポチってとどいたのがこちら。

DSC_3240.JPG一般電球30W型相当、全光束380lm

正面の絵は上にあるので、横と背面の写真です。30W型とはいっても、一般電球が全方位に光が広がって325lm (ルーメン)なのに対し、LEDは真横から下方面のみに光が広がり380lmだそうです。つまり一般電球の30W型よりも明るいことが期待できます。

取り付けてみると...意外と明るい?

2つの電球を取り付けて比較したのがこちら。

LDA6L-H(L)EFA13EL(R).JPG左がLED x 4、右が電球型蛍光灯 x 4

これまで使っていた電球型蛍光灯はパナソニックのEFA13ELというモデル。

EFA13EL

このモデル、なんと60W型です。消費電力は13W。

下から見上げてみたのがこちら。

EFA13EL.JPGEFA13EL

上の写真は電球型蛍光灯。

LDA6L-H.JPGLDA6L-H

上の写真はLED。蛍光灯タイプよりちょっと白っぽく見えますね。

デジカメでの撮影なのでどのくらい忠実に色が再現されているか微妙ではありますが、上の写真だけでなく目視でもLEDのほうが少し白っぽいです。明るさは60W型の蛍光灯型に対し、30W型のLEDでまったく遜色ありません。

結論

今回交換・比較した電気は4灯型です。全体の消費電力は 13 x 4 = 52Wから、LEDでは5.6 x 4 = 22.4W になり、約43% (約57%削減)になりました。

わかったのは、「電球型蛍光灯をLEDに置き換えるときには、60W型を30W型に取り換えても全体の明るさはほとんど変わらない」ということです。今回は数値が半分(60→30)ということで、これが常に成り立つかはわかりませんが、おおよそ、一般電球や蛍光灯型電球をLEDに交換する際は、それまでよりも少ないワット数のタイプのもので構わないと言えるかと思います。

特に、今回購入した製品は東芝というメジャーメーカでかなり安い価格で売られているので、お勧めです。

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