羽田空港国際線スイートラウンジ

前回までスイートラウンジのハードウェア面を中心にレポートしましたが、今回は前回までに紹介し切れなかった部分とソフト面についてレポートします。

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飲み物のサービス

このラウンジ、入って席に案内されると、スタッフが飲み物の注文を聞いてきます。

シャンパンで乾杯

シャンパンを頼みました。Piper Heidsickです。グラスも専用です。

子供用に頼んだ水は紙コップに入れてきてくれました(こぼしたり落としたりするから)。気が利きます。

食事(ラウンジで)

飲み物を持ってくるときに、食事についても聞かれますが、その際メニューがあります。

メニュー表紙

このメニュー、ちょっとファーストクラスのものに雰囲気が似ています。

メニューの内容

朝食、ランチ、ハイティー、夕食と充実の内容です。

このときは、「WAKIYA特製ピリッと辛い担々麺」を頼んでみました。

WAKIYA特製ピリッと辛い担々麺

ちょうどビジネスクラスやファーストクラスに乗っているときに出てくる軽食に近いです。量が程よく、小腹が空いているときにいいと思います。

子供向けサービス

子供用のスペースはないと書きましたが、子供向けのサービスはいくつかあります。

子供向けの本

日本語と英語の絵本があり、貸し出してもらえます。

また、DVDの貸し出しサービスもあります。借りたい際は、入り口の受付に行くと戸棚にジブリ作品などのDVDがあるので、選ぶとDVDプレイヤーと一緒に持ってきてセットアップしてくれます。

Dining h

このラウンジの目玉の一つは、フルサービスのレストラン"Dining h"があることです。今回利用してみました。

本格的なメニュー

メニューを入れているカバーがファーストクラスのメニューに良く似ています。

「ラウンジの軽食」ではなくて本格的です。

テーブルメイク

ダイニングコーナーはラウンジ入って左側の一番奥にあります。夕方は午後7時からの営業だそうです。

今回はカロリーのあまり高くないメニューを頼んでみました。

鳥取県産国産牛のサーロインステーキ 261kcal

量が多すぎず、少しだけ食べたいという希望も満たせるのがすばらしいです。

他のメニューについては上記のメニュー写真を拡大していただければ見えると思います。あと、最初のころに挙げたラウンジのメニューの商品も出してもらえます。

お手洗いとシャワールーム

お手洗い

お手洗いも広くて清潔です。黒基調でまとめた室内にずらっと並んだシンクが壮観です。

シャワールーム

さて、今回は夜間便を利用したため、出発前にシャワーを借りることにしました。

シャワールームのキー

鍵は成田空港のような金属の鍵ではなく、カードロックです。このカードは1番ルームの鍵。数を数え忘れましたが、大体4部屋くらいあります。

シャワールーム

室内のレイアウトは成田空港のシャワールームに近いです。ただ、意匠はだいぶ違いますね。

入り口側カウンター上

ドライヤー、扇風機、時計などがあります。禁煙です。

トイレ

シャワーブース手前にはトイレ。

シンク

トイレの手前にはシンクがあります。あと、スツールがあるのがいいです。

アメニティ(1)

タオルとシャンプーやコンディショナーなど、ホテルのように一通りの洗面道具が備え付けられています。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ

上記のものとは別にLE MONDORのアメニティが備えられているのは成田空港と一緒です。

満喫した後は

というわけで、3回にわたって羽田空港のスイートラウンジを見てきましたが、いかがでしょうか。

今回、家族3人で利用しました。ダイアモンドメンバーはゲスト一人まで利用可能で、それ以上は一人3,000マイル支払っての利用となるのですが、格安といえます(利用したのは2015年3月、4月1日以降は5,000マイルに値上がりしました)。以前成田のスイートラウンジを同じように3,000マイル支払って利用したときにかなり残念な思いをしたのと比べると、ハードウェアもソフトウェア(サービス)も雲泥の差です。

新しくできた羽田空港国際線のラウンジということで、ANAの気合が入りまくっているのが分かります。入場の条件がダイアモンドメンバーもしくはファーストクラス搭乗とちょっと敷居は高いのですが、該当する方はぜひ機会を作って体験してみてください。

出発案内

さぁ、ホノルルへ向けて出発です!今回はビジネスクラス利用でハワイ、機内の様子はこちらでレポートしています。