世界一!?シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記録(ロンドン→シンガポール)

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  • 更新日:2015/10/24
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シンガポールへ出張

ロンドンからシンガポールへの出張で、シンガポール航空のビジネスクラスに乗りました。

世界一といわれることも多いシンガポール航空のサービス、楽しみです。

P1100266.JPG総2階建てのA380

機材は総2階建てのA380。1階前方が個室のスイートクラス、1階後方がエコノミークラス、2階はすべてビジネスクラスになります。

機材はエアバスA380

今回飛んだのはロンドン・ヒースロー空港(LHR)からシンガポール・チャンギ空港(SIN)まで。SQ317便、およそ12時間のロングフライトです。

P1100265.JPG2階から搭乗

座席

ビジネスクラスの座席は1-2-1の4アブレストです。

P1100270.JPGビジネスクラスの座席

2階とはいえ、超大型ワイドボディ機のA380では2階も通路は2本あります。そこに横4列しか座席がないので、座席の幅はきわめて広く、エコノミー席の倍くらいあるのではないかと思います。

P1100267.JPG超ワイドな座席

横幅が広い代わりに、前後間隔は押さえてあって、寝るときは対角線上に寝ることになります。また、この座席はフルフラットになりますが、その際座席を後ろに倒すのではなく、背もたれを前に倒して背もたれの裏側に寝る形になります。

P1100277.JPG座席前方の足入れ

私はスターボードサイド(進行方向右側)の窓際席でしたが、通路に近いほうを頭、上の写真にあるように窓際に足を入れて斜めに寝ることになります。

ちなみに、座席左側にはこのような操作パネルがついています。

P1100480.JPG座席の操作パネル

左から、DO NOT DISTURB、アテンダントコールキャンセル、アテンダントコール、ライト、座席のリクライニング、そしてフットレストの調整です。ANAのスタッガード座席もそうですが、ベッドにしたときの寝心地を優先するせいか、座席としての調整幅は少なめです。

ウェルカムドリンクとアメニティ

搭乗するとまもなくウェルカムドリンクとアメニティセットを持ってきてくれます。

P1100272.JPGアメニティドリンク

シャンパンをいただきました。

P1100274.JPGアメニティセットと水

アメニティセットはアイマスク、ソックスなどが入っていました。

機内食1食目

離陸してしばらくすると食事です。

P1100279.JPGPrelude: Satay
With onion, cucumber, and spicy peanut sauce

サテイ(串焼き)が出ましたが、これが既に結構量が多く、私は前菜かと思ったらアミューズでした。

アミューズの後で、アテンダントさんがテーブルセッティングをしてくれます。

P1100282.JPGテーブルセッティング

テーブルクロスも掛けてくれます。テーブルはかなり広く、いくつもの皿を置いて食事をするのに十分です。

P1100284.JPGStarter: Marinated crayfish and grilled vegetables with salad

スターターは伊勢海老と焼き野菜のサラダ。かなり食べ応えのある大降りの海老でした。

P1100287.JPGMain: Seared Scottish Aberdeen Angus beef fillet in red wine saudce, seasonal vegetables and potatoes

メインは4種類(ラム、鱈、チキン、ビーフ)からの選択で、私はビーフを選択。出発が10:25で、お昼の時間ではありますが、アミューズから残さず食べていたので既にこの時点でかなり満腹に近くなってしまいました。

P1100289.JPGFinale: Fruit medley cheesecake

デザートは上のチーズケーキのほか、Tartufo nicciola (へーゼルナッツアイスクリーム)、チーズの盛り合わせ、フルーツの盛り合わせから選べます。

P1100299.JPG

チーズとフルーツ

しばらくしてからワゴンサービスでチーズやフルーツを持ってきたので、いただきました。

寝ます

この時点でまだ夕方ですが、シンガポールの到着が午前中になるので、寝ておきます。

P1100306.JPGベッドにしたようす

先ほども書きましたが、背もたれを倒してその上に布団をひきます(あらかじめセットされています)。写真左側の出っ張りは、後ろの席の足が入ってくるところです。座席に対して斜めに寝るわけです。

P1100310.JPG足元側のようす

上の写真の通り、足は右側になります。それにしても横幅が広いです。

就寝時間の間、起きているとアテンダントさんがいろいろ食べ物など勧めてくれますが、とても食べられないのでおやすみなさ~い。

機内食2食目

5~6時間寝て、起きると2食目を勧めてくれます。

P1100313.JPGPrelude: A choice of apple, tomato, freshly squeezed orange juice or smoothies
Sliced fresh fruit
Assorted breakfast rolls

驚くのは、2食目(朝食になります)もコースで一品ずつ出ることです。このあとにシリアルまたはヨーグルトが続くのですが、それはスキップしました。

P1100315.JPGMain: Trio of waffle, pancake and French toast

メインもこの量。12時間のフライトとはいえ、途中で運動もしていないので全部は食べ切れませんでした。

世界一の評判はどうか

Skytraxなどの航空会社レビューで世界一に選ばれることも多いシンガポール航空ですが、確かにすばらしいです。食事もいいのですが、なんといってもアテンダントさんがよく気がつきます。実際には日本の航空会社に慣れていると、それと同レベル、というのが正確な表現かもしれません。ただ、そのサービスレベルが日本国外の航空会社で当たり前のように提供されるというのが大変驚きでした。

P1100319.JPGチャンギ空港到着、これからすぐ仕事です

なお、飛行機のアミューズメントシステムは日本語の番組も提供されています。また、最近多くなってきましたが、Wifiも使えるので長いフライト中仕事をする人も問題なしです。あと、ちょっとしたことですが、アテンダントさんや機長のアナウンス中にエンターテイメントシステムが強制停止しないのが良かったです。ANAだと"PA IN PROGRESS"と出てしまうと見ていた映画の一時停止もできなくて不便なので。

これから数日間シンガポールで仕事をして、帰りのフライトはもっと長い14時間半です。

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