MF確定申告・会計裏ワザ第1弾:無制限に仕訳入力

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  • 更新日:2018/09/15
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複式簿記、一度覚えると家計簿だろうが個人事業だろうがかなり便利です。

そして、会計ソフトを使うと仕訳から総勘定元帳やら決算書やらを自動生成してくれるので、一度使い始めると元に戻れません。

私はMFクラウド確定申告を愛用していますが、無料プランの場合、

仕訳が年間50件まで

の制約があります。

実は、無料プランでも

実質的に無制限に仕訳ができる

裏技があるのです。

mf4.jpg

実質無制限に仕訳を入力

その方法とは、

複合仕訳

を使うのです。

複合仕訳とは、一つの取引(仕訳)の中に複数の借方、貸方があるものです。

通常は複合仕訳は取引の借方と貸方が1対多関係だったり多対多関係関係だったりするときに使います。

mf1.png(クリックで拡大します)

たとえば、上の例では、

9/1に、銀行から10,000円引き出して、現金(お財布)に7,000円入れ、3,000円はSuicaにチャージするのに使った

ということを表現しています。

貸方の10,000円が2種類の用途で使われていることを、一つの仕訳で表現することができるわけです。

これを応用すると、

「スーパーで買った5,000円分のレシートを、食料品の4,000円と酒代の1,000円に分ける」

とか

「5人で飲み屋で割り勘して4人分の12,000円を現金でもらったが、自分は親になってクレジットカードで支払った」

なんてのが表現できるわけです。

mf2.pngこの後半の例は、例えば上記のように表せます。

この複合仕訳を活用すると、複数の単式仕訳(借方、貸方が一対の仕訳)を入れることができます。

例を見てみましょう。

mf3.pngここでは、100円の鉛筆を現金で購入、200円のバス代を現金で支払い、8,000円の携帯料金を銀行引き落としで支払った様子を仕訳しています。

3行分の項目がありますが、複合仕訳を使っているので、MFクラウドでの仕訳個数は「1個」です。

複合仕訳の中に、いくらでも仕訳データを含めることができます。

決算書、確定申告書上は単式仕訳で3つで仕分けしても、複合仕訳で1つで仕訳しても、1点を除き変わりません。これについては後述します。

制約もあるが、対処可能

この方法による制約は、まとめた仕訳につけられる日付が一つのみであるということです。

年に50件ということは、おおよそ月当たり4件分の日付しか入れられません。

そこで、仕訳の日付を月の1日や最終日にしておき、摘要に「9/10 バス代」のように日付を書いておくことで対処します。

月にする理由は、売上・仕入に関しては確定申告で使う決算書に月別で記入しなければならないためです。これがずれてしまうと、決算書上の売上・仕入の月がずれてしまいます。

実際には、売上や仕入以外の、費用などに関しては年度内のどこの日付でも実質的な問題はありませんが、1月の費用が10月にあったりすると現実には使いにくいので、月で分けるくらいでいいのではないでしょうか。

月ごとに「売上」「費用」「売掛をする場合の清算(回収)」「買掛をする場合の清算(支払)」のそれぞれで仕訳をすると、各月4件で12ヶ月で48件。これに年度の開始仕訳と決算整理仕訳を入れるとちょうど50件になります。

無料でもほとんど機能制限なし

年間数100件以上の規模になってくると厳しいかもしれませんが、そもそも練習と割り切って使い始めても、意外に使い続けられてしまいます。

ちなみに、法人向けのMF会計も同じです。お試しでも使ってみる価値はあると思います。

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