最北の水族館!ノルウェークルーズ乗船記4日目(オーレスン)

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  • 更新日:2018/09/02
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ドーバーを出たクルーズも既に中盤、今日はAlesund (オーレスン)です。

P1070500.JPGオーレスン

最北の地

Alesundは今回のクルーズの寄港地で最も北にある場所で、北緯62度にもなります。

夏至の日の昼間(daylight)は19時間59分にもなり、それ以外の時間も市民薄明(Civil Twilight)という時間帯で暗くなりません。その代わり、冬至の日の昼間は4時間57分しかありません。我々が訪問したのは6月初旬ですので、いい時期です。

水族館へ

この街は人口4.5万人の小さな町ですが、それでもノルウェー国内では人口順位18位 (2013年)を誇ります。1835年にはたった482人しかいなかったそうです。

ここにはAtlantic Sea Parkという水族館があり、スカンジナビアで最大の水族館の一つだそうなので、行ってみることにしました。

水族館へは港からバスが出ています。

P1070430.JPG港のバス停と観光案内所

いかにも「船が着いたときだけオープンします」感を醸し出していますね。

P1070434.JPGバスはついたが...山?

水族館はAlesundの町の中心から15分程度バスに乗ったところにあります。近くには海水浴場もあるそうですが、6月でも海水浴をしたいと思える気温ではありませんでした。一番水温が上がる8月でも水温は14度程度なので、水に入るのは厳しいかも。

P1070462.JPG水族館

船の到着に合わせて出たのですが、バスが水族館についてみると、まだ開館前でまわりには誰もいませんでした。

20分くらい待って、中に入りました。

P1070439.JPG大水槽の前で

開館したばかりで他に誰もいません。

P1070442.JPGふれあい水槽ちっくですが、エイが泳いでいます

一通り見て、帰るころになってようやくお客さんがちらほらとやってきました。なんかのんびりしています。

P1070485.JPG船に戻ります

港に戻ってきて、いったん船に戻って昼食を取りました。町が小さく港をベースに動き回るので、現地の食事にこだわりがなければいつでも食事ができるのがクルーズの強みです。上層階にあるバフェはほぼ一日中やっています。3食付きですので、追加料金はかかりません。

満腹したところで、街歩きに繰り出します。

P1070489.JPGオーレスンの建築

オーレスンの町は、「ユーゲント・シュティール」(青春様式)と言われる建築で有名だそうです。

ユーゲント・シュティールは、「構成と装飾の一致」を理念とし、美や快楽と実用性を融合させることを主たる目的としていた。
(中略)
ユーゲント・シュティールの建築は、簡潔で機能を重視した形体が重んじられる一方、一度限りの芸術性、唯一無二のデザインが尊重される。そのため、「装飾過多」「貴族主義」などの批判を受けることがある。

だそうです(Wikipediaユーゲント・シュティールより)。

P1070493.JPGショッピングセンター

ショッピングセンターがありました。これもユーゲント・シュティールでしょうか。お土産を買って船に戻ってきました。

夕方に船が出ても、日は沈むことなく夜は更け行くのでした。

P1070522.JPG沈まぬ太陽

これからクルーズはだんだん南下していきます。

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