リッチにお得に!ノルウェークルーズ乗船記2日目(Sea Day)

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  • 更新日:2018/09/02
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ドーバーを出港したクルーズ船は、一路ノルウェーに向かいます。

P1070252.JPG大海原は続くよどこまでも

おりしも6月、日も長く天気も良い日が続きます。

船について

今回乗った船は次の通りです。

  • 船名: ms Ryndam
  • 総トン数: 55,819トン
  • 大きさ: 全長219.4m、全幅30.8m、喫水7.71m、デッキは10層(10階)
  • 客数: 1,258名、クルー602名

この5万トン台という大きさは、クルーズ客船では比較的小さい方になります。また、クルー1名に対する客数がおよそ2名というのも、Royal Caribbeanなどが持つ大型客船に比べると少ない方で、それだけサービスが行き届くことになります。

船が小さい一つの理由は、このクルーズがフィヨルドの中に入っていくために、あまり大型の船だと入れないからではないかと考えています。

なお、この船(ms Ryndam)は現在(2015年より)、P&OクルーズのPacific Asia号として使われています。

価格とお得に乗るために

クルーズ客船では通常、部屋の差が最も大きな値段の差になります。部屋のグレードは以下の順で上がります。

  • インターナル(船内内側、窓がない)
  • アウトサイド(外側客室、下の方で丸い窓がついていることが多く、ベランダはない)
  • ベランダ(外側で水に沈む可能性のない上の方)
  • スイート

インターナルなら1泊あたり一人100ポンド程度からありますが、スイートになるとその10倍になることも珍しくなく、非常に価格レンジが広いです。また、予約時期によっても価格は変動しますので、こまめなチェックが欠かせません。

Holland Americaはクルーズ会社としてはRoyal CaribbeanやMSCなどこれまで私が載ってきたものより若干格上になるらしく、前回も書いたようにベランダ客室でもバスタブがつきます。

フィヨルド内部は見かけは大きな河みたいな感じなので、クルーズとしては船の右舷・左舷どちらに客室を取っても陸地が見えるのが特徴です。そのことからも、ここはぜひベランダ客室か、それより上のクラスの客室に乗りたいところです。

今回、私も慣れてきたのでじっくりと価格変動をチェックし、一週間のクルーズ、親子3名でベランダの部屋を合計約1,900ポンド(約25万円)で取ることができました。

クルーズでは食事が(船の中で食べる分には)3食付きますので、7泊8日、家族3名の旅行の料金としては、この価格はかなりお得感が高いです。

しかも、今回は港まで陸路移動。移動コストがあまりかかっていません。

また、車に荷物を積んでこれたので、毎日飲むワインを持参しました。コルクフィー(Corkage Fee)として1本18ポンド(2,400円)かかりますが、船内で買うワインはずいぶん高いので、これでもなかなかお買い得なのです。当然レストランで管理しておいてもらえます。なお、アルコールの持ち込みができるかどうかは船会社によって異なるので、確認が必要です。Royal Caribbeanは部屋当たり持ち込みはワイン2本まででレストランで飲むなら$25のコルクフィー、MSCはレストランへの持ち込みは許されてなかったかもしれません(部屋への持ち込みはできた気がします)。

クルーズ会社にとってアルコール、ノンアルコールの販売は大変大きな収入源なので、各種の飲み物は非常に高いです。このあたりは良く調べて賢く乗ると費用も随分変わってくるので、事前によくチェックするとよいかと思います。

一日海の上

今回の行程は、ドーバーを出てノルウェーまで一気に行くので、2日目は一日海の上(Sea Day)です。乗ってすぐでもあり、船内をあちこち見て回ったりアクティビティに参加したりするだけで十分時間は経ってしまいます。

P1070276.JPGラウンジでくつろぐ人たち

この船、船会社のせいなのか、乗客の大部分は比較的年配の方たちでした。

P1070289.JPG船の前方にあるシアター、年配の方が多い

子供連れは非常に少なく、幼児はうちの子が唯一でした。そのため、どこに行っても目立ってしまいました。

P1070294.JPGバーでギターを弾くお姉さんと

今後の行程

今回の行程は以下の通りです。

明日(3日目)以降は4日連続であちこちに寄港し、7日目にはまた来た道(というか海)を引き返してドーバーに戻ります。

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