キッチン水栓のぐらつきを0円10分で直す

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  • 更新日:2020/10/04
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キッチンの水栓がぐらついてしまい、水の向きを変えようとしても本体ごと動いてしまって変えられなくなってしまいました。

IMG_0059.jpg水栓交換が必要かも、ということで調べてみました。

シンク下に潜って調査

これを直すには、水栓の台座のぐらつきを直す必要がありそうです。

そのため、まずはシンクの下に入り、状態を見てみました。

IMG_0060.jpgシンク下の様子、左側に見える金属のパイプが水栓につながっています。

シンクがあるので潜り込まないと台座が見えません。

IMG_0052.jpgこちらが下から見た台座部分。アクセスは相当厳しそう。

上面施工アダプターで楽々修理

でも、調べると、上面施工アダプターといって上からアクセスできることがわかりました。

IMG_0063.jpg上に戻って型番を見て見ると、TKW38型というもの。品番検索をすると近いものが見つかります。

台座に見えている黒い穴が正面に向くようにします。

IMG_0064.jpgこのように、正面に持ってくると、ネジが見えます。

正面に持ってくるといってもかなり硬く、手では回らないことがあります。私はウォータポンププライヤ(アンギラ)で強引に回しました。

IMG_0066.jpg6角レンチでネジを外します。

IMG_0067.jpg外れたネジ。水栓はこの一つのネジで台座に固定されています。

IMG_0069.jpgこれで水栓を上に持ち上げることができます。

すると、2つネジが見えます。これが上面施工アダプターをシンク本体に固定するためのネジで、これが緩んでいました。

6角レンチで増し締めします。

このとき、最初は上の写真に出ている六角レンチで締めていたのですが、ネジに斜めにレンチを入れなければならず施工性が悪く苦労しました。実のところ、初めて修理してから2年ほどしてまたぐらついてしまったので、次回からは次のようなボールポイントになっている六角レンチを購入して対応しました。

これなら、長い方の端にあるレンチ部分は丸くなっており、斜めにレンチを入れることができます。

終わったら、元に戻せば終了です。結局「この水栓はどのようについているか」ということの調査に1時間程度の時間がかかりましたが、実作業は10分もかからない程度でした。

これだけで、水栓はちゃんと首を振るようになりました。ただ、すでに10年以上使用しており、かなり水垢で動きが硬くなっているため、早晩取り替えが必要かもしれません。今使っている水栓は浄水器対応で、そのカートリッジの在庫がまだあるので、無くなるまでは使おうと思います。

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