iPhone SEの登場でダイオウグソクムシを救え!

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  • 更新日:2016/03/23
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いきなり意味不明なタイトルですが、3月22日にAppleが製品発表会を行いました。ニュースをご覧になった方も多いかと思います。

この発表会では、iPhone SEおよびiPad Pro 9.7インチの発表、そしてApple Watchの値下げがあったわけですが、何といっても私の注目はiPhone SEです。

iPhoneSE.png出典: www.apple.com

遅れてきた主役

ここ1年半ほど、iPhone 6/6sやiPhone 6 Plusなど、iPhoneは大型化を続けていました。大型化の流れは別にiPhoneに限った話ではなく、SamsungのGalaxy Noteの最初のものは2011年にリリースされていますから、2014年に出たiPhone 6は大型化の中ではかなり遅咲きといえます。

なぜ大型化が遅れたのか諸説ありますが、私はこのiPhone SEの登場にヒントがあるのではないかと思います。要は「皆が大型化を望んでいるわけではない」ということです。そもそも、iPhone 5の搭乗が2012年であり、Galaxy Noteよりも後なのです。

大型のスマートフォンは表示面積も大きいため、字を大きくできたり情報量を多くできたりメリットも多いですが、片手でホールドできないなど負の側面もあります。個人的には、片手で使うのにはiPhone 4系の大きさがちょうどいいのですが、さすがに表示領域が小さいので、iPhone 5の大きさに落ち着いたというところでしょうか。

過去の資産が有効に

iPhone SEが面白いのは、大きさ・重さともiPhone 5sとほぼ同じ(大きさは同一、重さは1gだけiPhone SEのほうが重い)なことです。もちろん処理能力上がりもバッテリー駆動時間も伸びました。

おかげで、iPhone 5/5s向けに作られたケースなどがそのまま使えます。最近、電気店などでiPhone 5系のケースはかなり扱いが縮小されてしましましたが、iPhone SEの登場でまた取り扱いも拡大するでしょう。おかげで、私のiPhone 5sのボロボロになったケースも取り換えられそうです。

Appleの製品発表会では、環境への取り組みについての発表があったようですが、iPhone 5/5s向けの資産の製造ラインをそのまま生かせることもちょっとした環境貢献といえそうです。

これで皆さんのダイオウグソクムシ1号たんも無駄になりませんね! 品切れになっている商品もきっと復活するでしょう。

iPhone 5/SE系だと、バッテリ内蔵ケースをつけてもiPhone 6系よりコンパクト♪

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