AVRで映像信号

  • 投稿日:
  • 更新日:2009/03/24
  • by
  • カテゴリ:

AVRで音声を出すことができたので、今度は映像信号に挑戦中です。

映像信号の詳細についてはこのへんに詳細な説明があるので、いろいろ調べながらトライしてますが、まだきちんと理解しているわけではありません。

基本的には、PWMを使って正確なタイミングで同期信号を出して、それに映像信号を載せればいいみたいです。 手元のジャンクには、PAL信号用のチップもある(イギリスはPALですしね)のですが、ここは勉強のためにも、まずは同期信号だけでもうまく出せればと思っています。

基本的には、水平ラインあたり63.555us(モノクロなら63.492us)を単位とし、水平ブランキング期間の10.9us中、4.7usの期間はLレベルにすればいいみたいです。 ただ、コンポジット信号にしたときのインタレース方法や等価パルス、映像信号の重畳方法などは良くわかっていません。 あちこち調べてると、重畳はワイヤードORのようですが。

ノンインタレース信号やRGB分離のほうがアルゴリズム的には簡単なのかも。

ちなみに、AVRで簡単におおよそのタイミングで同期信号を作って試してみていますが、いまのところうまく同期が取れているわけではありません。 ただ、ちらつくにせよ画面に何か出るので、思ったより映像信号の作成そのものは手の届かないほど遠いものではないということだけはわかりました。

ただ、電圧レベルが-40IRE(0V)から100IRE(1V)のアナログ信号なので、ちゃんと同期信号と映像信号で電圧をあわせてあげないといけないのかも。 特に、同期信号だけ出したら0V~3.3Vまでフルスイングしてしまうので、その辺の調整は必要でしょう。

いずれ、ちゃんと映像出力をして音声と両方あわせてみたいですね。 でも、AVRの処理能力ではカラーは難しいかもしれません。 色差信号を計算することを考えると、周波数さえ満たせれば、純粋にデジタルRGBが楽なのかしらん。といってもデジタルRGBのモニタなんて持ってないので、アナログRGBになるかな。こちらで一般的なSCARTはどうなっているんだろう?


こちらもよく読まれています