トルコの歴史に触れる!東地中海クルーズ乗船記(5日目)

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  • 更新日:2018/09/02
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ヨーロッパを出る!

今日はトルコのクサダシ(Kuşadası)に寄航します。とうとうヨーロッパを出て、アジアの入り口にまで来てしまいました。

P1080963.JPG隣には昨日と同じHolland AmericaのNoordamが

クルーズ客のイミグレーション事情

いくつかのクルーズ船では、クルーズ開始時にパスポートを船会社側に預けることになります(例外もあります)。パスポートは下船前に返してもらえますが、このような事情のため、下船時にいわゆる通常のイミグレーションを通りません。パスポートにスタンプも押されません。

一気に何カ国も訪れることのできるクルーズですが、国に訪れた記録としてパスポートのスタンプを当てにしているのでしたら、残念ながらそれは無理です。ただしロシアのような例外もあります。

では何がパスポートの代わりになるかというと、部屋の鍵にもなっているカードです。このカードを寄港地では下船時、乗船時のいずれの場合もIDカードとして使って国に入ったり出たりします。そのため、最初のチェックイン時に顔写真の撮影があり、乗下船時にコンピュータでチェックします。

今回は初めてのクルーズで、トルコはさすがにヨーロッパの外だからパスポートコントロールがあるのかと思っていたのですが、上記のような理由で何もなく拍子抜けしました。

P1080980.JPGパスポートも見せずトルコにようこそ!

P1080981.JPG地元のダンサー(?)もお出迎え

エフェソスへのツアー

クサダシは港町で、そこ自体はそれほど興味深いところではないので、例によりツアーに参加してエフェソスに行きます。

P1080983.JPGバスツアー

ちなみにツアーですが、人気のあるコースはいくつかの言語で提供されています(言語ごとにバスが異なります)。このクルーズのコースはイタリア出発なのでイタリア語、それからアメリカの船会社ということもあり英語は殆どのツアーにありますが、ものによってはフランス語やドイツ語などでも提供されています。残念ながら日本語はありません。

聖母マリアの家

エフェソスではもっとも有名な観光地の一つ、聖母マリアの家も見学します。

P1090015.JPG聖母マリアの家

すごい行列です。大部分の人が観光バスから流れてきています。

P1090019.JPG内部

中はマリア様の像が納められています。

P1090026.JPGこれはなんだ?

なんか近くの壁に白いものが一杯張り付いています。

P1090028.JPG紙がいっぱい

願い事を書いた紙を結び付けているみたいです。まるで日本のおみくじです。

エフェソス都市遺跡

エフェソスでもう一つのハイライトが古代都市の遺跡です。

P1090036.JPGエフェソス都市遺跡へ

P1090047.JPG野外劇場

25,000人もの人を収容することのできた野外劇場だそうです。PAなどない時代、どういう劇をやっていたのでしょうね。

P1090087.JPG大理石が敷き詰められた大通り

遺跡がそのまま残っており、人の多さも手伝ってまるで街の中を歩いているようです。実際には周辺には何もないところです。

P1090075.JPGアルカディアン大通り

それにしても観光客が多いです。日差しが非常に強いので、みな帽子にサングラスです。

P1090102.JPGセルシウス図書館

ここはアレキサンドリアの図書館、ベルガモの図書館と並ぶかつての世界三大図書館の一つ(Wikipediaによる)だったそうです。

P1090125.JPGん? なんだあの人たちは...

なんか、不思議な格好の人たちが歩いています。

P1090136.JPGショーでした

古代を再現するショーをやっているようです。

P1090137.JPGちょっとテーマは分からない?

あまり近くで見ることができなかったので、内容は良く分かりませんでした。

お店めぐり

バスのほうまで戻ると、お店がたくさん並んでいます。なんだか怪しげな土産物屋が多いのですが、極めつけはこれ!

P1090168.JPGGENUINE FAKE WATCHES ... !!

GENUINE(本物)なのかFAKE(偽物)なのか、何を売っているのか小一時間問い詰めたくなる店です。

その後、食事(トルコ料理のバフェでした)を経て一行は港近くのトルコカーペットの店に連行されます。

P1090226.JPGカーペット製作のデモ

P1090228.JPGカーペット展示のデモ

まぁよくあるツアー会社と販売店とのタイアップなわけです。「他で買うと偽物をつかまされることもあるけど、うちは本物だから大丈夫」と。実際見た感じはモノはよさそうでしたが、うちはカーペットを敷く習慣はないので遠慮。別に強引に売りつけられるということもないので見るのがイヤでなければ普通に楽しめます。

その後は、しばらく港周辺を散策して船に戻ります。

P1090241.JPG帰ってきた

今回は食事つきのツアーだったので、かなり長い感じがしました。小さな子連れだったのでちょっと大変でしたが、船に戻る刻限まではまだ余裕があったので、普通の人ならさらに散策できると思います。

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