Kohjinsha PMの最近のブログ記事

MicrosoftがexFATのライセンス提供を開始したそうです。 それと、すでにWindows XPには対応させていたようですね。 知らなかった。

別件ですが、オンキョーが工人舎PMを強化したBX407A4を発表しました。 PMとの違いは、

  • CPUをATOM Z510(1.1GHz)からZ515(1.2GHz)に強化
  • SSDが16GBから32GBに増量
  • ビデオ出力を追加
  • 重量が増えた(345gから370gへ)

といったところでしょうか。

CPUやSSDは一応間に合ってるし、ビデオ出力はUSB経由で事なきを得ているので、悔しくないもん!

工人舎PMを使ってプレゼンをするときの落とし穴ひとつ。
本体が軽すぎてビデオケーブルに本体が引っ張られてしまう!
本体を落としそうになってしまいます。 ご注意を。


工人舎PM、デフォルトのWindows XPは重いので、いろいろ削って最適化します。

  • FAT32からNTFSに変換: アロケーションサイズが小さくなるので、ディスクスペースを広げます
  • ハイバネーションの無効化: ディスクスペースを広げます
  • システムの復元の無効化: ディスクスペースを広げます
  • 仮想メモリサイズを減少: ディスクスペースを広げます
  • いらないアプリケーションの削除(プリインストール): BookReaderなど、使わないので削除
  • いらないアプリケーションの削除(Windows): Windows\inf\sysof.infの中にある"hide"キーワードを削除し、アプリケーションの追加と削除のWindowsコンポーネントの追加と削除で消します
  • Netmeetingの削除: rundll32 setupapi,InstallHinfSection NetMtg.Remove 132 msnetmtg.infですね
  • Outlook Expressの削除: セーフモードでrmoe5.cmdを実行します。その後各ユーザディレクトリにあるIdentitiesやAddress Bookを削除します
  • BlueSoleilの削除: 再ペアリングなどがちょっと低機能ですしサポートするプロファイルも少ないですが、BluetoothはWindowsでも管理できます。サスペンドからのレジューム失敗も低減します
  • 窓の手で自動起動の削除: KJS Launcher以外は削除し、起動を高速化します
  • フォントの削除: ディスクスペースを広げるとともに、フォントキャッシュが少なくなり起動が速くなります
  • 不要なinfの削除: Windows/inf/mdm* (モデム関係)など、いらないので削除
  • 不要な壁紙の削除: Windows/Web/Wallpaperと、KJS/wallpapersからごっそり削除
  • 大きなスクリーンセーバの削除: Windows/System32/*.scrの中で、サイズの大きなものを削除
  • いろいろサービスの停止: 起動が速くなります
  • KJSフォルダにあるソフトの削除: McAfeeやifilterなどははなからトライアル版なので不要なのでさっくり削除、リカバリ領域には残っています。ドライバ類は残しておいたほうがいいかもしれません
  • WFP(Windows File Protection)の停止もしくはQuota量の削減: ディスクスペースを広げます。完全に停止してもいいのですが、私はQuotaを減らすにとどめています。HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WinlogonのSFCDisable(1で停止)とSFCQuota(バイト量)で設定します
  • CCleanerでいろいろ削除: ディスクスペースを広げます。ついでにレジストリも修正します


これらの結果、起動にかかる時間、デスクトップ表示までは最速で20秒ちょっとくらいになります。 起動時のメモリ使用量(コミットチャージ)は240MB程度です。

また、Firefox/Thunderbird使用、Meadow+Cygwinも入れ、いくつかの辞書(全部で1.5GB程度)が入っている状態でディスク使用領域が4.8GB程度となっています。 リカバリ領域を消していないにもかかわらず、空き領域は6.6GB以上あります。

あと、COWONのTTA20-USBケーブルを買ってきてUSB Clientを有効化しました。 親機からは最初にストレージデバイスとして見えますが、KJS\Drivers\USBClient\hostwizard、またはKJS\Drivers\USBClient\disk0.imgを見せているだけのようです。 いったん親機にホストをインストールすると、マスストレージデバイスではなく、ネットワークとして互いが見えることになります。 USBClientUtil.exeは単に書き込み可の共有設定をしているだけのようです。

どうせ有線ですし、使うほうとしてはマスストレージの方がお手軽かつセキュア(USBを抜けば他からは見えなくなる)なのですが、その辺どうするかはもう少し調べないと分かりません。


さて、工人舎PMを使って2週間ほど経ちました。 既にWeb上でいろいろレポートもあるとは思いますが、私の使用感を書いておきます。

Windows XP
PMにはWindows XP Home SP3 ULCPC版がインストールされています。 私自身の使用環境でWindowsに依存しなければならない場面はかなり少ないのですが、それでも「利用するソフトウェアに実質的な制限がない」というのは心理的にかなり楽です。

プロセッサはAtom Z510(1.1GHz)、HTなしですが、通常の利用場面では動作が重いと感じることはそれほどありません。

画面

画面は高精細です。 ムラもなく、品質は悪くないと思います。

タッチパネルの精度も悪くはありませんが、付属ソフトでのキャリブレーションは必要です。

ストレージ

ディスクはSiliconMotionのSM2231というコントローラのもとで、SSD 16GBが実装されています。
ただ、システムリカバリ用に3.42GBほど取られているため、実際にOSで利用可能なのは11.5GBほどです。 私はやっていませんが、リカバリ領域を他に退避すればその分は浮きますね。

ディスクの空き容量は工場出荷時で約6GB。FAT32でフォーマットされています。 FAT32だと、ファイルやフォルダ単位の圧縮が効かないため、私はNTFSに変換しました。

SSDコントローラの仕様はPATAのようですが、SSDモジュール自体の詳細はWindowsからは見えません。
分解していないので分かりませんが、大きさから考えて基盤に直付けされている可能性があります。

Bluetooth

Bluetoothが入っているのは重要なポイントです。 もともとポインティングデバイスがタッチパネルのみなので、マウスを接続したくなります。
このマシンはUSBポートが一つしかありませんし、それもmini-B(mini-Aではない!)ため、通常は変換が必要になります。 Bluetoothがあるため、そのような煩雑さと無縁になります。

あと、LANがワイヤレスのみのため、ホテルなどでケーブルを必要とする環境の場合はそのままではネットに接続できません。
私の場合は、幸いBluetooth内蔵の母艦があったので、それをケーブルでLAN接続し、PMとBluetooth PANを構成し、LANとBlueoothをブリッジすることで普通に接続できました。

バッテリ

バッテリですが、私の標準的な利用形態ではおおよそ5時間くらい持ちます。 ワイヤレスLANやBluetoothはONにして、バックライトは暗めという設定です。
カタログスペックで7時間なので、悪いほうではないと思います。
ただ、バックライトはしばらくすると輝度が勝手に元に戻ってしまいます。 原因は不明です。

また、充電時間は長めです。空の状態からフルチャージまでは電源OFFの状態で4時間くらいかかります。

ネット上にいろいろ情報が上がっていますが、PMにはUSB mini-Bコネクタのほかに、TTA20という規格のコネクタがついています。 どうもこの形のコネクタ(TTA: Telecommunications Technology Association)は韓国固有(?)のようで、私がUKで持っているSamsungの携帯電話もピン数は異なりますが似たようなコネクタが搭載されています。 TTA20ピンアサインを見ると、PM本体付属のイヤホンやマイクのほかに、電源やUSBとしてのピンも含まれています。
そのため、TTA20-USBケーブルを介して他のマシンのクライアントになったり、電源供給をしたりできるようです。
さらに言うと、PMのTTA20ピンが規格どおりの機能をすべて実装しているなら、Remote Power OnやTV Out、UARTなどの機能も使えるということになります。 コネクタが特殊なので手に入るのか微妙ですが、これは試してみたいですね。

キーボード

キーボードは完全なタッチタイプというわけには行きませんが、複数の指(私の場合は両手人差し指と中指)を使って結構高速に入力可能です。
NetWalkerのほうがキーが大きくタイプしやすいのですが、あちらはキーの真ん中をタイプしないと反応しないことがあるという弱点があるので、良し悪しですね。
TabがAの隣にあるのがちょっと特殊ですが、これは慣れでしょう。

私は普段、基本的にASCII(US)配列のキーボードを使うのですが、さすがにこのマシンをUS配列のドライバに入れ替えてしまうと、Fnと組み合わせて使うキーの種類が多すぎるため訳が分からなくなります。 そのため、このマシンに関してのみはデフォルトのキーで使っています。

唯一、使わないキーが「無変換」だったので、これはこのマシンについていないコンテキストメニューのキーにマッピングして使うようにしました。 タップによる右クリックが少々面倒なので、このバインドは快適です。

問題点

スリープ状態からレジュームするときに時たまハングアップすることがあります。 最初は結構顕著だったのですが、最近は少なくなりました。

チップセットがデュアルモニタ出力をサポートしているのですが、本体には物理的にモニタ出力ポートがありません。 そのため、私はサインはVGA SMARTを購入しました。
これはUSBベースのモニタアダプタなのですが、小型でかつ接続インタフェースがUSB mini-ABとなっており、変換ケーブルなしで本体に直結できます。

起動時にUSBのデバイスドライバのインストールを求められることがありますが、これはUSB Clientアダプタ用のコントローラのようで、C:\KJS\Drivers\USBClientに入っているドライバを入れることによりアラートが出なくなります。
こいつで他のマシンのUSBクライアントとしてストレージアクセスできるようになるらしいのですが、私は今のところ上記のTTA20専用のケーブルがないのでうまくいってません。

microSDカードスロットですが、かなり奥まで挿し込まないとロックされません。 スタイラスを使って押し込んでいる人も多いと思います。 そのため、頻繁に交換する用途には向いていません。 むしろ、本体のストレージ容量の少なさをカバーするため、データ領域として半固定的に使っています。
私の場合、少々パフォーマンスは犠牲になりますが、テンポラリやブラウザのキャッシュ領域などもmicroSD側にアサインすることにより、容量不足とSSD書き換え回数の制限の不安を緩和しています。

いまのところ、大体こんなところでしょうか。 細かい不具合はありますが、全体としてはかなり満足しています。


買ってしまいました。PM。

発売日にちょうど日本にいたので、新宿のヨドバシカメラで買いました。
いつ届くか分からない状況で予約して買ったりできないので。

今のところ、結構いい感じです。
いろいろ使用感はありますが、またレポートします。