最近、LGのモニタ、32UD99-Wを使い始めました。

結論から言うとこのモニタ、かなり秀逸です。

一言スペックとしては、「USB-C直結できる32インチ4kモニター」です。

特別仕様?のモニタ

このモニター、MacBook 12インチを使っている人にとっては「特別仕様」です。

なぜかというと、MacBook 12インチで4k/60Hz表示が可能のためです。

Display Menuで表示させた解像度一覧

Appleのページには、

macOS Sierra を搭載した MacBook (2015 以降) は、DisplayPort 接続で 60 Hz の出力で、4K (3840 x 2160) ディスプレイに対応します。

とあるのですが、私が使っている別のモニタ、Philips 328P6VJEB/11の場合、USB-Cの入力がないため、HDMIまたはDisplay Portでの接続となりますが、MacBook 12インチからは4k/30Hzまでの対応となります。強引に60Hzの設定を試みたのですが、動作が止まってクラッシュします。

そんなわけで、MacBookでの4k/60Hz表示は半ば諦めていたのですが、LG 32UD99-Wの場合、USB-Cで直結することで、あっさりと4k/60Hzを実現してしまいました。

ちゃんとUFO Testでも60Hz出ていることを確認しました。

LG 32UD99-W (amazon.co.jpより)

Power Deliveryにも対応し、モニタ側にUSBホストポートも持つので、ケーブル1本で全ての周辺機器の接続が完了します。これはかなりポイント高いです。給電容量も60Wあるので、MacBook Proも対応可能です。

さらに、私は付属のモニタスタンドを使わず、エルゴトロンのモニタアームに設置しています。モニタスタンドにあるロゴがなくなるので、見える場所にロゴもなくなり非常にすっきりです。

エルゴトロンのモニタアーム

この組み合わせはかなり最強です。まだモニタの価格は少し高いですが、USB-C出力のMacBookを使っている方にはそれだけの価値があると思います。

なお、32インチ4kという大きさがどうか、ということですが、Full HD (1920 x 1080)で換算すると16インチ、つまり16インチでFull HD解像度のノートパソコンと同じ解像度、文字の大きさ、ということになりますので参考にしてみてください。私は画面から30cm〜40cmの距離で使っていますが、使い慣れてしまったので特に不便は感じていません。文字もちゃんと読めます。

誰かと画面を共有して見るときは解像度をFull HDにしてあげると、かなり大きな文字で読みやすくなります。

4kでExcelのワークシートを表示したところ(画像をクリックで原寸になります)

Excelを全画面表示すると、横はA〜BGカラム、縦は1〜125行目まで表示されます。この表示量は驚異です。

ベゼルがとても狭いので、32インチという大きさの割にはコンパクトに感じます。

モニタの発色も良く、今のところ4kのモニターでは最強ではないかと思います。