掃除機で取れないレンズ内汚れも綺麗になる!デジカメ掃除法

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  • 更新日:2017/12/23
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コンパクトデジタルカメラ、使っていますか。

私はスマートフォン全盛のこの時代でも、いくつかの理由からコンパクトデジカメを愛用しています。

まず、スマートフォンは操作が煩雑です。ポケットからサッと出してサッと撮影しようにも、画面のしかるべきところをタッチしたりしなければなりません。デジカメは電源スイッチやシャッターが物理的なボタンで手探りでも扱えるので、いざ撮影したいときにストレスがたまりません。

また、スマートフォンのようなわざとらしい耳障りな音がしません。

再生モードへの切り替えも直感的です。アプリの切り替えのようにホーム画面に戻って...といったことがありません。

そして、光学でのズームがかなり効きます。

そんなわけで壊れるたびに買い換えて現在4台目、だんだん小型軽量に走って現在はPanasonicのDMC-SZ7というモデルを使っています。購入時1万円強でしたが、10倍ズームにFull HDステレオのムービーも取れる、なかなかの優れものです。

レンズのゴミは避けられない

そのSZ7も、買ってすでに4年くらい使っています。コンパクトデジカメでよくある話ですが、レンズの中にゴミが入ってしまって取れなくなってしまいました。

この際、よくある対処方法は掃除機を使ってレンズを吸ってあげる手法ですが、何度やっても良くなりません。

掃除機では綺麗にならないのです。

意を決して、分解清掃してみたら意外に簡単だったのでご紹介します。ただ、あくまで自己責任ですのでその点ご了承ください。

今回はDMC-SZ7でしたが、どうもPanasonicのDMCシリーズのデジカメはどれもかなり似た作りになっているようなので、パナのコンデジをお使いの方は参考にしてください。

掃除機で綺麗にならないとき

こうなったら分解して綺麗にするしかありません。意を決して開けてみることにしました。

DSC_0210.jpg開けるためには、外側のネジを外さなければなりません。外すべきネジは、外部のケース部分に6箇所あります。

まず上の写真の2箇所。

DSC_0211.jpg次に反対側サイド、上の写真の1箇所

DSC_0212.jpgそして下面の3箇所です。

それぞれのネジは長さが違うので注意してください。右側面、左側面、下面すべて異なり、さらに下面の3本のネジは2種類の長さがありました。外したネジは整理して置いておきましょう。

DSC_0214.jpgちょっと固いのですが、少しづつケースを開けてあげます。ここまでは特にフレキシブルケーブルのトラップなどもなく、上のように綺麗に開きます。

DSC_0217.jpg液晶画面を起こしてあげます。液晶画面と本体はフレキシブルケーブルでつながっているので、大きなテンションをかけないよう注意しましょう。

この後の作業が細かいこともあり、私はスタンドルーペを使いました。

上のようなやつです。これは1,000円程度で買える安物ですが、十分役に立ちます。目がいい人はルーペは不要かもしれませんが、フレキシブルケーブルの長さの関係で液晶画面を反対側に倒すことができない(無理をすると壊れる)ので、上のようなクリップで液晶画面を縦に保持したままの作業ができるのは非常に楽です。

作業が細かいと言いましたが、上の写真の3つの赤枠内にあるネジが曲者です。この3本はかなり細かいトルクスネジ(T3)だったのです。

DSC_0216.jpgそこで活躍するのがこれ。

このドライバーセット、今回使ったトルクスねじを含め、ヘクスローブやらY型やら詰めに詰めて38本、それで配送料無料でお値段400円台と格安です。私はやっていませんが、iPhoneの分解にも対応するそうです。

上記のドライバーでルーペ越しにネジを外すと...。

DSC_0220.jpgようやくお出ましになったブツ。これが今回のターゲットであるMOSフィルターです。上の写真中央で紫色に見えている四角い素子です。

実は、この撮影の心臓部であるMOSフィルターにゴミが付いています。

まずはエアダスターで吹いてあげて、ゴミを吹き飛ばします。

また、綿棒をレンズクリーナーに少量つけ、MOSフィルターを拭きます。液体が残らないようにしてください。

綿棒だけでも綺麗になると思いますが、気になる人はキムワイプで拭くのも吉です。

MOSフィルターの右側にある丸い物体はレンズですが、ここもエアダスターで吹いておいてあげましょう。

あとは、開けた時の逆順で組み上げれば完成です。

ビフォーアフター

さて、どのくらい変わったか。

P1140531.jpg上の写真は、だいぶ前に撮影したものです。中央から左下にかけて大きな斑点のようなものが4つ見えます。最近はこれより状態が悪くなってしまっていました。

撮影場所や時間が違いますが、同じ壁紙を清掃後に撮影した写真がこちら。

P1180674.jpg...。

別に白い画像でごまかしているのではなくて、リアルにこんな風に映っています。上の写真をクリックして大きくしたものを見ると分かりますが、白い壁紙の模様が映っているのがわかるかと思います。ゴミらしいものは見当たりません。見事に綺麗になりました。

ちょっとした道具さえあれば意外に簡単です

今回の作業に要した時間は、準備や後片付けも含めて30分ほど。意外に簡単ですので、ゴミがレンズに混入して困っている方は、トライしてみたらいかがでしょうか。自己責任ではありますが、ゴミが入ったデジカメは価値がほとんどないので、捨てるくらいならやってみる価値はあるかと思います。

DSC_0222.jpg今回利用した道具は、以下の通りです。

単純合計すると3,000円ですが、上記のうちどれかは家庭にある人も多いでしょうから、ここまではコストはかからないでしょう。

これであなたのデジカメも蘇りますよ♪

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