断捨離ならヤフオク!出品戦略はここを押さえる!

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  • 更新日:2016/03/06
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断捨離してますか?

最近流行?の言葉である断捨離。Webを見ると、とことんまでモノを減らしている人を見かけます。

私はそこまで悟れないのですが、それでも不用品はなるべく持たない! を信条にヤフオクに励んでいます。

ヤフオクにも旬がある

ヤフオクを見るといつもたくさんの商品が売られていますが、当たり前ながら物によって売れる時期とそうでない時期があります。

たとえば、夏に暖房器具は売れにくい(売れても落札額が低い)です。断捨離の気分からすると「今すぐ手放したい」と思いもするのですが、その辺は希望落札額との相談です。ちなみに私はあまり関係なく出品してしまいます。手放したいと思ったときに出品しないと、結局「やっぱり必要かな」と、だらだらと持ち続けてしまうからです。

JapaneseKeroseneBurner.jpg暖房器具を売るなら秋口が吉

あと、Yahoo! は頻繁にヤフオク向けキャンペーンをやっています。たとえば落札者にTポイントをプレゼント、とか。こういうときは全体的に売れやすいので狙うといいのではないかと思います。

プレミアム会費を上手に使う

もう一つ大事なことですが、ヤフオクで出品をするためにはYahoo! プレミアムに登録する必要があります。この会費は380円(税込410円)ですので、ヤフオクであまり稼げないと会費分で赤字、ということにもなりかねません。私は常にプレミアム会員になっているわけではなく、ヤフオクをする時だけプレミアム会員になって、その月に固めてヤフオクをしています。

ポイントは、プレミアム会員を脱会すると「出品」ができなくなること。脱会の瞬間に出品していたものもキャンセルになってしまいます(入札がある場合は注意が必要です)。逆に、オークションが終了していればプレミアム会員でなくても取引の継続は問題なく可能です。極端な話、3月31日の23:59に出品が終了して落札された場合、すぐに(4月1日になる前に)Yahoo!プレムアム会員を脱会してしまえば、4月分の会費は取られることなく落札された商品の取引を続けることができます。

そのため、私は例えば3月にヤフオクをすると決めたら、3月1日に会員登録をし、3月いっぱい出品しまくり、3月31日の夜に終了する出品で終わりにするようにしています。

注意すべき出品

だいたい何でも出品したり販売したりできるオークションですが、若干気を付けたほうがいいものがあります。

非常に高額なもの

私が出品するものはせいぜい数万円どまりですが、何10万円以上もするものを出すような場合は、次の2つに注意する必要があります。

  • いたずら入札
    出品は無料のヤフオクですが、入札が一件でも入っていると出品取り消しには500円の費用が掛かります。さらに、落札後に相手がいたずら入札で取り消しにする(落札者都合の取り消し)場合、相手が自動的に「非常に悪い」という評価になりますが、その時相手からの報復で自分の方にも「非常に悪い」という評価になってしまうことが多いです。
  • 手数料が高い
    ヤフオクの手数料は、落札金額に対し5.25%(2016年2月16日からは8.64%、いずれも税込み)です。たとえば10万円の商品が落札された場合、手数料だけで8,640円も払うことになります。

このような理由から、私はあまり高額のものは出しません。

非常に低額のもの

逆 に、非常に低額のものは、手数料がやはり割高になります。これは、ヤフオクのシステムで送料込みで話出品にすると、999円以下(2月15日まで、2月16日から624円以下)の落札手数料に関しては自動的に54円取るからで、例えば100円で落札されても手元にはほとんど残りません。

このような1,000円以下の商品の場合、送料込みで出品すれば手数料は落札額の5%や8%になるのですが、すると当然送料分も含めて落札手数料を取られます。

大型のもの、重いもの

上記に大きさ、重さ別の配送業者を書きましたが、問題は170cm、30kgを超えてしまうような荷物です。

私はこのようなものに関しては基本ヤマト便を使っています。比較的安価に重量物を発送できます。ただし、引き取りの時間指定ができません。営業所持ち込みができればいいのでしょうが、重量物で無理なことが多いです。また、基本的に係りの方が一人で取りに来ますので、台車を使って一人で運べないものは断られることがあります。ヤマト便でも断られるような大きなものはらくらく家財宅急便になりますが、送料は結構高額になります。

あと、ヤマト便は宅急便と違い、保険料が別途支払いになります。仮に着払いで申し込んだとしても、保険料(最低50円)は発送時に支払う必要があるので、落札者の方に説明して商品代金と一緒に振り込んでおいてもらいましょう。

ヤマト便は宅急便と同じく自分で梱包するものですが、精密機械は断られるか、条件を付けられることがあります。私は電子楽器(キーボード)を送った時 に、営業所の受付の人に「現場の判断でキャンセルになるかもしれない」と言われました。実際にはそのキーボードはその前の引っ越しで他ならぬヤマトさんが 梱包したものだったので、その点強調して引き取ってもらい事なきを得ましたが。

出品戦略について

出品する際の値付けですが、2種類の戦略があります。

ここでは、もともと5,000円で落札してほしいなと思ったものがあるとします。

それなりの額で出す

たとえば3,000円で出品します。運が悪ければそのまま3,000円で落札されてしまいますが、逆に大きな損はしません。

この方法の弱点は、元の値段がそれなりなので入札者の興味をあまり惹かないことです。ウォッチリストや入札の数も期待できないでしょう。

低額で出す

例えば100円で出品します。もともと5,000円程度のものだとすると、かなりのウォッチリストや入札が入るでしょう。入札は締め切り間際になるとヒートアップするので、場合によっては大幅に値上がりすることも期待できます。

逆に、当然100円で出品していれば100円で落札されることもあり得ます。

相場感はある

経験としては、そこそこ売れる商品であれば、まずだいたいは「相場」があり、そこから大きく外れた額はあまりつきません。ヤフオクは参加者も多いので大数の法則が働くのですね。

たとえば、パソコンなどの場合、中古ショップ(たとえばドスパラ)で売られている金額の半額くらいがザックリした相場でしょうか。ものによってだいぶ違うので、自分が出品しようと思うものの落札相場を調査するのは必須です。オークファンなんか使わなくてもヤフオクのサイトで調べられます。とはいえ、人の出品物が10,000円で落札された実績があるからといって、自分の出品物も10,000円になるとは限りません。あまり見すぎると期待値ばかり膨らんでがっかりするので、参考程度にしておきましょう。

出品オプションは不要

Yahoo! は出品に際し商品を目立たせたりするための様々なオプションがありますが、基本不要です。確かにこれらのオプションがあると検索には優先的に表示されますが、入札者はちゃんと見ています。わざわざYahoo!に儲けさせることもありません。

終了時間

出品を終了する時間は大事です。たいてい夜がいいです。というのも、多くの落札希望者は夜は家にいてヤフオクを見ている可能性が高いからです。

取引ナビを使うと終了後にすぐ連絡をする必要がないため、いつでもいいと言えばいいのですが、私はこれまでの通常取引で、オークション終了後すぐに落札者の方に第一報を入れる習慣にしていますので、終了時間はあまり遅すぎる時間にはしていません。せいぜい夜10時くらいでしょうか。

まめに連絡しよう

上に関係しますが、ヤフオクは出品したら終わりではありません。質問が入ることもありますし、落札されたら落札者の方との連絡もあります。取引ナビである程度ど自動化が進んでいるとはいえ、まめに連絡したほうがいいと思います。

個人的経験ですが、取引ナビが導入されて落札者の方から評価される確率がかなり下がりました。これまでは9割がた評価をいただいていたのですが、取引ナビを使うようになってからはだいたい半分程度の取引でしか評価をいただけません。

また、取引ナビはベータ版ということもあって例外に弱いです。

たとえば、定形外郵便で送る予定だったのが、レターパックライトで送ることになった、といったときに取引ナビ上で変更する方法はなく、取引メッセージ(チャットみたいなもの)で手動で会話するしかありません。特に、はこBoon miniとの相性は最悪です。はこBoon miniでは届け先や発想の登録などが取引ナビ上でできるようになっているのですが、いざ都合で変更しようとすると取引ナビ上での処理が進められません。そうでなくても前回説明したようにはこBoon miniは不便の多いサービスです。可能な限り使わないことをお勧めします

出品を楽しもう

いろいろ書きましたが、捨てればゴミ、売れれば資源です。私はほとんどヤフオクの手数料で儲けが出ない100円程度のものでも積極的に出品しています。そして時々、捨てるつもりだった意外なものが高騰してびっくりすることもあります。リサイクルショップでは引き取ってもらえないようなものでも、売れることがあります。「売れたら儲けもの」くらいのつもりで出品プロセス自体を楽しむのもいいのではないかと思います。

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