Google Analyticsのリファラースパム対策とフィルター設定を間違ったとき

Movable Type等のcgi-bin用には別のファイル(.htaccess)を用意しています。特にコメントスパムやトラックバックスパム対策を別途書いているので参照してください。

リファラースパムとは

さて、リファラースパムというのは、ここではGoogle Analyticsを対象にした変なアクセス記録を残すアクセス元によるスパムを指しています。Google Analyticsを使っているて、「レポート」→「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」を見ると、次のような参照元サイトのアクセスを目にしたことはないでしょうか。

  • semalt.semalt.com
  • bestsitesawards.com
  • buttons-for-website.com
  • forum.topic12345678.darodar.com (数字はGoogle AnalyticsのトラッキングID)

これらは自サイトには来ないでアクセス記録のみGoogle Analyticsに残すように工作しているため、.htaccessでは防げません。

これは一体誰か

おそらく私のサイトにあるとき1回だけアクセスしてAnalyticsのトラッキングIDを取得し(UA-12345678-01のような文字列 で、Webページのソースを見れば載ってます)、そのIDでGoogleにアクセスすることによってアクセス痕跡を故意に残し、レポートを見た人が「なん だろうこのアクセス元は」と思ってアクセスすることを期待して誘導するのだと思います。

フィルタ設定で除外設定する

実施に上記のサイトを見てみたことがありますが、英語の販売サイト(ECサイト)でした。こちらにアクセスした形跡がないのはaccess_logから明らかです。そのため、これはGoogle Analyticsのフィルタ設定で除外するしか方法がありません。

フィルタ設定では、以下のようにします。

GoogleAnalyticsFilter.pngGoogle Analyticsのフィルタ設定

フィルター設定を間違ってデータが消えた!

ち なみに、スパムフィルターを設定するときは、「フィルタの種類」「定義済み」の下にある項目ですが、「除外」になっていることを良く確認してくださいね。 私は色々定義しているときに間違って「一致」にしてしまい、アクセス履歴を捨ててしまった(そしてスパム履歴を大事に残した!)ことがあります。

こ のようにフィルターを間違って設定すると、サマリーデータで当日のアクセスが当該スパム以外消えてしまうことがあります。かなり焦りますが、間違ったフィ ルター設定を消してしばらくすれば(フィルターが有効だった期間を除いて)データは元に戻りますのでご安心を。逆に言えばいったんフィルターで落としてし まったデータは二度と元に戻りませんので、注意して設定しましょう。

ビューを設定しておこう

Googleはフィルター設定間違いなどで消えてしまった(記録されな かった)データを元に戻してはくれないので、できれば上記のようにフィルターを設定するときはテスト用のビューを作って試すことをお勧めします。上記では 「Filter test」という名前のビューに対して設定しています。

ビューは「アナリティクス設定」→「アカウント」→「プロパティ」 →「ビュー」を選んで(デフォルトではAll Web Site Dataとなっている)ビュー部分をクリックして「新しいビューを作成」するか、「ビュー設定」にある「ビューをコピー」で作れます。そこでフィルタを追 加して試しましょう。なお、新しいビューを作成してから有効になるまでには多少の時間がかかります(1時間くらいか)。

私は、

  1. スパムフィルターがかかった通常使うビュー
  2. フィルターをテストするためのビュー
  3. フィルタがまったくないビュー

の3つを作っています。3つ目のものは、万が一フィルタ設定を間違ったときにすべての記録が残るようにするためです。

ビューをコピーしたときや、既存の設定を使った時のフィルターはビュー間で共用されるので、新しい設定をテストするときは既存のフィルタを変更するのではなく、新しくフィルタを作って試しましょう。そうしないと変更が別のビューでも有効になってしまいます。

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