February 2011 Archives

Intel Core i7-990X

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Intelが6コアのコンシューマ向けプロセッサCore i7-990Xを発表したとニュースにあります。

従来の最上位プロセッサi7-980X(3.33GHz)からクロックを向上し、3.46GHzとなっています。 価格は今までの最上位プロセッサの例に倣って999ドル。


これでニュースだと思うのは、たった0.13GHzだけクロック向上した最上位プロセッサの登場ではなく、玉突き式に他の6コアプロセッサおよび4コアプロセッサの価格が下がったことでしょう。 6コアの通常モデルであるi7-970(3.2GHz)は、885ドルから583ドルに値下げされていますし、4コアのハイエンドであるi7-960(3.2GHz)は、562ドルから294ドルになっています。

私のように、i7-9XXのエントリーモデルであるi7-920(2.66GHz)ベースのマシンを持っている人は多いかと思うのですが、そういう人のアップグレードパスとしては悪くありません。

基本的に、私のようにenthusiastではないコンピュータユーザの場合、同じコア数で少しくらいクロックがあがっても大して影響はありません。 そのために何万円も費やすのは割に合わないので、勢い同じPCを何年も使い、いい加減処理能力が足らなくなったころに買い換えることが多いのですが、それだとCPUだけ買い換えるということはできず、全部取り替えることになりがちです。

コア数を増やすアップグレードができるというのは、ビデオ編集などマルチスレッドの恩恵を受けやすいアプリケーションを使っている人にとってはありがたいことです。 そのためのCPUの価格が10万円近くに張り付いているのでは現実的ではありませんが、この流れで行くと、いずれi7-9XXの4コア版がほとんどなくなって、6コア版の価格が現在の4コアの価格にまで落ちていくのではないでしょうか。 現に、4コアハイエンドのi7-960の価格は、私が買った1年前のi7-920の価格に近くなっています。

本当は、もう少しクロックも価格もを落とした6コアバージョンが欲しいところなのですが、そうするとマーケット上4コアバージョンと衝突してしまうので、もう少し時間がかかりそうです。 一応、X58チップセットで動作するという意味では、Xeonという選択肢もないわけではないのですが、もともと価格が高いので、ほぼ同じ値段で低いクロックのモデルを買うということになってしまいます。 とはいっても、ユニプロセッサ(シングルプロセッサ)用のXeon W3670(3.2GHz)の価格はi7-970と同じですが。

以前も書きましたが、Socket 1366(Bloomfield/Gulftown)が延命されているのは喜ばしいことです。 チップセット問題で揺れていますが、現在最新のSandy Bridgeが、すべてにおいてi7-9XXシリーズを凌駕するようには設計されておらず、ハイエンドというには微妙な位置にあるのも影響しているのでしょう。 Socket 1156(CPUはLynnfield/Clarkdale)がSocket 1155(Sandy Bridge)で完全に置き換え可能なのに比べると対照的です。


まぁ、私が買う気になるころには上位は8コアになっているかも知れませんし、プラットフォームも移行しているかもしれませんが。


最近のANA Business STAGGERED

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先日搭乗したときに、アテンダントさんから、1月中旬(正確な日付は忘れました)からサービスが変わったと聞きました。

そのせいかどうかは分かりませんが、先日のファーストクラス搭乗で言及したパジャマはビジネスクラスでも出してくれるようになりました。 私は日本線の飛行機にスーツで乗って到着後すぐ打ち合わせするほど忙しくはないので、搭乗の際に皺になるような服は着ませんが、楽なので着替えています。 あと、枕も以前より少し大きいものに変更になっています。

それと、細かいことではあるのですが、衣服を預かってくれる際にボーディングパスを預けなくてもよくなりました。 これは少し前(数ヶ月前)からそうだったかもしれません。

食事は、だんだん昔のビジネスクラスに近い形になってきました。 いわゆる、洋食と和食の選択式です。 ただ、前菜とメインで洋食と和食を組み合わせる、などはできるようになっています。

これについては、去年サービスが大きく変わった際に、完全アラカルトに近い形にいったんなったのですが、逆に選びにくかったりした人もいたのでしょう。 ここのところビジネスクラスは満席に近いことが多く、サービスが遅れがちになることもあり、回帰したのだと思います。 ついでに、「栗原はるみプレート」もいつの間にか消えてました。 頼んでも品切れだったりして、結構人気があったように感じていたのですが。 「燻プレート」は残っています。

(5 Apr. 2011 追記) 先日乗ったら「栗原はるみプレート」はありました。

アテンダントさんが最初の食事の選択を聞きに来るときに手にしている紙には、それぞれの席の客が前菜やメインでそれぞれどのメニューを選んだのか選択式で書けるようになってるみたいです。


ちょっと印象的だったのは、搭乗時や降機時にアテンダントさんがやたら挨拶に来てくれるようになったことです。 おそらくダイヤモンド会員になったのが影響しているのでしょう。

以前、普通会員からプラチナ会員になったときも、搭乗してまもなくアテンダントさんがいちいち挨拶に来てくれていたのですが、数回のフライトでそれはなくなりました。 この習慣は会員種別が変わったとき限定だからなのか、プラチナ程度では挨拶することをやめたのかはわかりません。 ちなみにブロンズだったこともあるのですが、一瞬だったので何も覚えていません。

プラチナのときはアテンダントさんが座席表を片手に名前を確認しながら挨拶してくれたのですが、先日はたまたま離席したタイミングで何も確認せずに名前を呼ばれて挨拶されたのには驚きました。 アテンダントさんは大変ですね。 いつもながら頭が下がります。


ANAがまたサービス改悪、今度は手荷物

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ヨーロッパ方面限定ですが、今度は手荷物(チェックインバゲージ)の制限が増えました。 2011年4月から適用です。

いままで、ヨーロッパ線は重量制だったため、預け入れの荷物の個数に制限はありませんでした。 制限重量はエコノミークラスは20kg、ビジネスクラスは30kg、ファーストクラスは40kgです。 それが、一律2個、ファーストクラスのみ3個になったのです。 一個の荷物の重量は23kg(エコノミー)、32kg(ビジネス、ファースト)まで。

確かに、重量だけ見るとエコノミーは20kgから46kg、ビジネスは30kgから64kg、ファーストは40kgから96kgと増えています。 しかし、上級会員はもともと制限緩和があって、ダイヤモンドプラチナスーパーフライヤーズカードは+20kg、ブロンズは搭乗クラスにかかわらずファーストクラス相当となっています。

今チェックして気づいたのですが、私の記憶が正しければ、2010年度より以前は、DIA/PLT/SFCの制限緩和は+30kgだったような気がするのですが...??

これらをまとめると、以下のようになります。

搭乗クラス 2010年まで(通常) 2010年まで(BLZ) 2010年まで(DIA/PLT/SFC) 2011年から
ファースト 40kg 40kg 60kg 96kg/3個
ビジネス 30kg 40kg 50kg 64kg/2個
エコノミー 20kg 40kg 40kg 46kg/2個

私はこれまでDIAまたはPLTで、最もよく搭乗するのがビジネスクラスなので、50kg/個数制限なしから、64kg/2個、になるわけです。 確かに重量だけ見れば、いずれも許容量が増えていることになります。

でも、そもそも50kgも64kgも運ぶなんてことはそうそうありません(例外あり、後述)。 それよりも、赴任者(私だけ?)は出張や一時帰国の際、日本でいろいろ生活必需品を買って帰ることが多く、軽くてもかさばるものが多いのです。 ダンボールをそのままチェックインして、荷物が3個以上になった、などということもままあります。 雨が降っていたので傘を買って、かばんに入らないので、地上係員の方の勧めでそのままチェックインしたこともあります。 しかし、これからは2個を超える場合、1個につき15,000円も取られてしまいます。 傘一本で15,000円はたまりません(て、これは極端ですが)。

これからは、何とか荷物を2個に収めなければなりません。 スーツケースもサイズの大きいものに買いなおさなければなりませんし、いつも帰りの荷物用に折りたたんで持っていくサブバッグも大きくしなければなりません。 しかも、荷物の大きさには制限があるので、それにも注意する必要があります。

今のところ、上級会員としての優遇はなんら与えられることはありません。


そして、もっと困るのが「赴任・帰任」のときです。 当然ながら、赴任や帰任は引越しなので、どうしても荷物の個数・重量とも多くなります。

そのため、赴任や帰任のときは、専用の赴任コンポというサービスがあり、通常より30kg超過サービスとなっています。 荷物が多い人は、さらに赴任コンポで付与されるポイントを使うことで、許容量を増やすことも可能です。

これについての変更はアナウンスされていないようですが、上記のサービスページを見ると、明らかに2010年までのサービスを元に記述されていますので、変更が入る可能性が高いです。

もし、通常のフライトと同じであれば、上級会員への優遇がないのと同様、こちらも優遇はなくなってしまう可能性があります。 すると、あとはポイントを使うわけですが、すると色々ある他のサービス(変圧器がもらえる、など)は諦めて、荷物の許容量を増やすために全力を費やすことになってしまうでしょう。


この、利用せざるを得ない海外赴任者の実態を馬鹿にしたような対応が頭に来たので、何とか個数制限だけでも緩和できないか、Webのサービス意見ページで聞いてみました。


で、一営業日ほど経ってANAから回答がメールで来ました。 個人情報だけ伏せて、ほぼ全文を引用します。

markn 様

markn様におかれましては、ANA「ダイヤモンドサービス」メンバーとして
格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度は、2011年4月1日ご搭乗分からの弊社国際線の
手荷物ルール変更につきまして、貴重なご意見を頂戴し、
誠にありがとうございます。

弊社と致しましても、手荷物ルールをはじめ、
「プレミアムメンバー」の皆様へご提供いたしております
各種サービスは、お客様が航空会社を選択する際の
重要なファクターの一つであると認識いたしております。

今般markn様より頂戴いたしました手荷物ルールに関する
ご指摘、および弊社サービス全般におけるご意見は
markn様をはじめ、いつも弊社便をご愛顧くださる大切なお客様
からのお声として各担当部署に伝え、今後のサービス内容を
検討していく上での参考とさせていただきたく、引き続き
社内でも議論を重ね、より良いサービスの提供に向けて
努めてまいる所存でございます。

航空業界をとりまく環境は依然として厳しい状況にございますが
お客様の視点に立ったサービスの提供に努めて参りますので、
今後ともお気づきの点がございましたら忌憚のないご意見をお寄せ頂き、
ANAをお引き立て賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

末筆ではございますが、このたびは貴重なご意見、ご指摘を頂きましたことを
改めて感謝申し上げる次第でございます。

ANA WING MAIL
欧州マイレージクラブサービスセンター
担当 ○○
Tel:+44-(0)20-8762-8977 
Fax:+44-(0)20-8762-8833
(月~金 0900~1700 / 土・日・英国祝祭日休み)

んー、なんていうか、答えているようで何も言っていない、大企業のお約束教科書的な対応です。 手荷物許容量の優遇は重要なファクターと認識してるが、今のところ何も具体的なアクションはない...ということですね。


こんなこと気にしてるの、私だけ? いやホント、困るんですけど...。


海外生活の自慢をしまくる大手小町のポストを読みました。 自分は会社の金で海外生活して一流校に留学して、英語もペラペラで周りも優秀な人ばかり、ということをブログに書いて日本に住む友達に読むようメールしていたら、その友達にうんざりされてショック、というような内容でした。 自分にとっては特別でも大したことでもないのに何で? という相談です。

まぁ、どこをどうとっても上から目線の自慢話ばかりだったのですが、相談者は最後まで何を指摘されているのかわからなかったようです。 さすがにこの相談者は特殊かもしれませんが、私も自分の体験を語るのは大好きなので、自戒を込めて読みました。

私もロンドンに住んでいるわけですが、普段はこれが日常ですから、自慢なんてできるわけありません。 東京大学に行っている人が、同じ大学に行っている人に「俺って東大生なんだ、すごいだろう」と言っても何の自慢にもならないのと一緒です。 そんなことをしてもただ単に変な人ですね。

そもそも謎なのは、この相談に限らないのですが、この相談者も、それに答えている人も、多くの人が「偉い」「偉くない」とか「すごい」「すごくない」とかの尺度で話をしていることです。 社命で来ていて偉いもすごいもないでしょう。

駐在手当てで贅沢な生活ができるとか、貯金ができるとかいう意見もありましたが、チェックしてみたら、私は赴任前よりも貯金額は少ないことが分かりました。 旅行もろくに行ってないし、高額な食事もしておらず、贅沢といえるほどのことはしてないのに...(涙)。

実際、住んでいると楽しいこともありますが、苦労のほうが目に付きます。 イミグレーションのこと、生活習慣や文化の違い、子供のことなど。 でも、苦労していることですら、関係のない人には自慢話に聞こえることがありますから、同じ境遇の人の中で止めておくべきでしょうね。

まぁ、ブログなんかは読みたい人が読めばいいわけですから、ある人にとって自慢に思えるような内容でも、そこに意味のある情報を提供していれば、役に立つ場合もあるかもしれません。


先日日本で会社の研修がありましたが、自分から海外赴任者であることを言ったのは最初の自己紹介のときのみでした。 その後研修中を通じて質問攻めになりましたが、いろいろ語りたい(自慢したい)自分と、自慢に聞こえるから言いたくない自分が対立して、ずっと変な気分でした。


本題とは関係ありませんが、この相談の中で一つ興味深かったのは、日本人である家族の間の会話が英語だということです。 それで子供が英語ばかり話して困るという相談は自慢を通り越して馬鹿かと思いましたが。

子供のことを考えた場合、英語圏で生活していれば、家の外は嫌でも英語になるので、個人的には家の中は日本語にしておいたほうが子供がバイリンガルになりやすいのではないかと思います。 いずれ日本に戻る予定であるなら、日本人学校に行かせるか、バイリンガルにしたいなら現地校に入れて補修校に通わせたり家庭で日本語を教えたりしておかないと、帰国してからお子さんが苦労することになりそうです。 もっとも、日本人幼稚園から日本人学校などにずっと行っていた場合、期限のある駐在員の子弟の場合、英語が上達しないこともままあるようです。

ちなみに、会社では日本人(または、日本語話者)同士でも英語で会話したりメールしたりということはよくあります。 英語話者に秘密の話をしているわけではない、という透明性のためなのかなと、個人的には思っています。