IBM PCの回路図

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IBMが1981年にIBM PCをリリースしたとき、普及を狙って回路図からBIOSのソースコードまで公開したことは有名な話ですが、その実物があったので見てみました。

他の資料とともにアーカイブされています。 IBM PC/XT Technical Reference v2.02となっているものです。

確かに、システムユニットをはじめとして、キーボードやらディスプレイアダプタやら、各コンポーネントごとに回路図があります。 また、ROM BIOSのアセンブリソースリストも載っています。

このドキュメントと根性さえあれば、コンポーネントを集めてパソコンをまさに「自作」することも可能です。


ドキュメント全体は非常に膨大なページ量なので、最初の数ページで気づいたことだけ。

オリジナルのIBM PCおよびPC/XTのクロックは4.77MHzです。 PC-9801初代は8086を採用して5MHzのクロックでしたから、わずかに低い周波数となりますが、その理由は回路にありました。

ドキュメントでは、14.31818MHzのクリスタルを3分周してクロックを生成するよう書いてあります。 4分周すると約3.58MHzのNTSCテレビのカラーバースト信号用のクロックが得られるからなのですね。

Z80などを採用した8ビットパソコンでも、同じ理由で約3.58MHzのクロックを使ったものがありましたが、こんなところでもコスト削減をしていたのですね。 よくできています。

ちなみに、これに興味を持ったのは、手元に8088(OKIのM80C88A-2)の石があるからなのでした。 この石の定格周波数は8MHzですが、同じクリスタルを2分周してクロックを生成すれば約7.16MHzで動作するIBM PCが作れるのかな?


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8086/8088は33%デューティーのCLKを要求します。
IBM-XTが3分周でCLKを生成しているのもこのためです。
CMOSタイプでは物によって50%のCLKを要求するものもあります。
NECのV20/V30は50%です。
定格CLKいっぱい近くで動作させる場合はデータシートの確認が
必要です。

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This page contains a single entry by Taka Matsutsuka published on June 10, 2009 7:22 PM.

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