グーとパーのすけながし

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  • 更新日:2012/09/13
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「じゃんけん」は日本全国で見られますが、多人数だと「あいこ」ばかりでなかなか勝負が決まらないので、「グー」と「パー」のみを使うことがあります。

東京に出てきてから、「グーパー!」「グーパージャス!」のような掛け声をしていたと記憶しています。 マンガなどでも大同小異でした。


ところが、私が小さいころは「グーとパーのすけながし」と言っていた記憶があるのです。 私の周りでは誰もこんな風には言わず、なんとなく恥ずかしいので、高校か大学のころから言ったことはないのですが。

「すけ(次官)」は律令制の四等官における2番目にあたり、補佐の意味があるので、最高位(かみ/長官)でない人を「流す」という意味なのでしょうか。 また、「すけ(典侍)」という字もあり、やはり内典侍(天皇の後宮における役人)の2番目の地位に当たります。

それが理由かどうか知りませんが、ほとんどの場合「少人数が勝ち」になっていた記憶があります。 じゃんけんで容易に勝負が決まる人数になったら、じゃんけんに移行します。


ちなみに、「グーっとパーっのすっけなーっがしっ!」といったようなリズムでした。

こういう人、いますかね??


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