SDHCの後継規格SDXCは不安がいっぱい

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  • 更新日:2015/03/08
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32GBの壁(本当は壁じゃない)が問題となっていたSDHCの後継規格、SDXCがようやく発表されました。

速度(今年中に104MB/s、ロードマップ上は300MB/sまで)はともかくとして、容量上限が2TBということなのですが、大丈夫かしらん? この程度ではあまり将来を見据えているとは思えませんねぇ。 SDHCの二の舞(あっという間に最大容量に到達)にならないか心配です。

ちなみにフォーマットについては、exFATになるようですが、以前お伝えしたようにラ イセンス上不透明な部分があります。 われわれのような個人がデバイスドライバを勝手に作れるのかどうか、現時点ではなんともいえません。 また、現在exFATはWindows XPではサポートされておらず、Windows Vista SP1(およびWindows Embedded CE 6.0)からのサポートとなります。

ちなみにexFATの規格からすると、これは64bit FATとでもいえるもので、2TBではなく16EB(Exabyte)までサポートしています。SDHCのときは物理的に2TBまでサポート可能なのにもかかわらず32GBまでのサポートにとどめていましたが、今回はその2TBが上限ということで、なんか釈然としません。

なんか発表の瞬間からして不安な要素いっぱいな気がするのですが...。

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